追悼 上坂冬子さん

2009.04.21 Tuesday 00:05
くっくり



 (中略)出自が出自だからバカ殿だと言い切る根拠はあるまい。そもそも個人の出自にこだわるのは差別である。

 同じように、青春時代に一日三百円で過ごした私は自助努力で身辺をかためて老後にそなえてきており、指示された通りの税を一度も滞納なく納めてきている以上、定額給付金は辞退どころか心待ちにしている。私は現政権に満足しているわけではないけれど、どこでどう狂ったのか、政党が組織のいろはを放棄して政局のつかみ取りに終始し、人間の本質を出自でかためてイメージを先行させるようなインチキが氾濫するのを、世も末だからといって見過ごすわけにいかない。


2009年5月号【百年に一度がどうした】
 不況、不況と騒ぎたてて政権交代の要因にまで結びつけたりしてるのは、何と雑なことか。人間の生活力や生命力を軽くみすぎていると思われてならない。
 戦中戦後を切り抜けてきた私たちの年代にとって、アメリカの失態による“不況”にすくなくとも軽々しく躍らされたくない。むしろ実態としても、話題としてもまもなくおちつくだろうと、私は多寡をくくっているのだ。

 そんなことより、いまこそ所属する企業と私たちの生活の歴史、ひいては日本の歴史にそって伸びてきた地元の歴史など振り返ってみるいいチャンスにすべきだと思われる。

 私は、よくもまぁ国家も国民も企業も今日まで立派に数々の障害を乗り越えてきたものだと日本をホメてやりたいし、今後のことも日本人の生活力を信じて、さほど心配などしていないのである。おおきな流れに身を任せて、むしろ安心さえしている。

 この不況を百年に一度の大事件のようにとりたて、政局の焦点をボカすのはズルイ。


 いかがでしたか?

 どれも心に響く文章ばかりですが、私は特に
 2005年5月号【ゴネ得を許すな】の
「無法な状況を解決するには論理よりも迫力しかないだろう」
「悪いヤツには悪いヤツ向けの手荒な対応をとらずして、何が外交か」
 2005年7月号【教科書を囲む“大バカの壁”】の
「国家の長たるもの、騒ぎ立てる世論より静かな世論を恐れるべき」
 という言葉に唸らされました。

 少なくともこれらの点に関して言えば、麻生さんは「国家の長」としてはなかなか適任じゃないか?と思います。先日の北ミサイル問題への対応もそうですし、あと、以下の動画などを見るにつけ……。

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