2009.04.21 Tuesday 00:05
くっくり
《引用者注:冬坂さんは2005年に婦人科系のガンを手術。3年後「転移の疑いあり」と診断された。その後もガダルカナル慰霊の旅や、日仏修好条約150周年にちなんでパリへの旅を決行。が、パリで発熱し緊急帰国》
ガンの場合、命の残り時間が比較的はっきりしているようだから、人生の締めくくりの準備が可能という点で便利だと、かねがね私は思っていた。医者にあと半年といわれたのが二か月分余分に生きて八か月後に亡くなったとか、余命一年と宣告された通りに世を去った等とよく聞く。だが、これも根拠に乏しい話だそうで、残り時間がわかればノーベル賞ものですと専門医は言うのである。最後のぎりぎり段階で「あと二か月」などというのがその通りになった例はあるが、これなども当てずっぽうと見た方が正しいと私の信頼する医者たちはいうのだ。
たぶんそうだろう。人間の体の不思議と、入り組んだ運命の組み合わせの妙を思うにつけても、たとえ大雑把にせよ残り時間など計算によって出せると思うほうが間違いだ。
で、この先、私はたぶん気長に抗ガン剤の治療を受けることになろう。東京・芝の御成門のテレビ塔の見える大学病院で、一親等なしの後期高齢者という気軽な立場の私としては、せめて現代人を悩ますこの病気の風評の部分とホントウの面とをできるかぎり観察してゆきたいと、自分に言い聞かせている。
麻生太郎総理が就任したとき、マスコミはこぞって彼の出自が資産家であることをいいつのった。わざわざ空から豪邸を写し出したりもしている。私は「固定資産税が大変だろうなぁ」と思ってその家を見たが、そういう見方は例外だったろう。
しかし、麻生氏は好んであの一家を選んで生まれてきたわけではない。にもかかわらず、その後もやれ一流ホテルで食べたの飲んだのと書き立てられている。
(中略)麻生内閣発足以来、二か月で支持率が急落したという。この前の政権も、前の前の政権も二か月で申し合わせたように下落したとのことで、日本はどうなる、自民党はどうなると騒ぎたてている向きもあるが、私に言わせれば二か月で飽きるように世論を誘導しているのではないかとさえ思われる。
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