2009.04.21 Tuesday 00:05
くっくり
じゃ、どうすりゃいいのかということになるが、インドネシアでわざわざ小泉純一郎首相が胡錦濤国家主席の宿泊先まで出向いて行って謝罪の上塗りをしたのに対して、胡主席がニコリともしなかった以上、つける薬はない。十三億の世論を静めるために中国政府も苦労していると甘い見方をする人もあるが、中国に世論があるように日本にも世論がある。国家の長たるもの、騒ぎ立てる世論より静かな世論を恐れるべきだろう。
さきごろ、NHKが受信料不払い対策として、“法的措置も辞さない”という方向を打ち出して、簡易裁判所を通じ督促すると発表したときには、ムカッとした。何を理由に百三十万もの人々が不払いを決めたか、分からないのか、と。
そもそも、この不払いはNHKの番組と、それをテーマとして取り上げた経緯に対する視聴者の不信感によるものである。おおざっぱにいうと、平成十二年に韓国人従軍慰安婦問題にからんで有志の人々が集まって、東京で国際裁判を開催した。中心となったのは朝日新聞社の“名物記者”といわれた松井やよりさんで、彼女はすでに故人となったが皮肉にも国際裁判は、かつて軍人会館といわれていた九段会館を会場に選んで行われた。
当時、私は私なりに興味をもって、何をどう裁くつもりなのか参加して確かめてみたいと考えていた。国際裁判というからには、外国の人々がどんな見解を述べるか知りたかったからだ。もっとも最近明らかになったところによると、外国側の代表に反日の北朝鮮の人がいたというから、最初から意図的な裁判だったのはまちがいない。
ところで参加申し込みに当たって調べてみたところ、主催者側の許可を得た人しか入場できないという。おまけに参加費がかなり高価で、全コース聞くと一万五千円ほどになると知って私は即座に諦めた。私に入場許可が与えられるはずはないと思ったからだ。
いまではよく知られるようになったが、そもそも従軍慰安婦は日本に存在しなかった。戦時中に軍とは別に業者がいわゆる“売春婦”を戦場に連れていったのが、軍組織と誤解されて日本軍の卑劣な行為と喧伝され、これを教科書にまで書き入れたところさえある。
マスコミの中には興奮気味に日本の恥部としてこの問題をとりあげたところもあったし、純情(?)な元日本兵のなかに自ら慰安婦係だったかのように告白、反省して世の注目を集めたりした人もあった。もっとも、後にこれが彼の狂言だったというおまけまでついたが、そんな捏造話が飛び出すほどに世をあげて慰安婦問題に明けくれた時期がある。
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