2009.04.04 Saturday 00:52
くっくり
茶室も、外国人には分かりにくい日本の文化です。あれほど狭くて質素な空間のどこがいいのか、なかなか理解できないのです。しかし茶室の文化は内面の文化であり、調和の文化です。あの狭い空間の中で日本人は、自然と一体になれるのです。
なぜ日本だけがこうした文明を持つに至ったのか。その理由の一つに、長い歴史の中で日本だけが異民族からの侵略を受けなかったという幸運があると思います。異民族からの侵略を受けた国の軍人は、ひたすら戦う存在であり、文化のことなど考えません。しかし日本では、武士達こそ文化の重要な担い手でした。
そういう独自の文明を築いた日本を、私は素晴らしい国だと感じています。
加藤恭子編「私は日本のここが好き!—外国人54人が語る」より
自分の目で見た日本は、本当に話に聞いていたとおりの親切で正直でマナーのいい人たちの住むクリーンな国でした。生活の便利さ、都市の中の公園、自然、美味しい食べ物(特にうどん)、建築、温泉、花火、お祭りなど、素晴らしいものはたくさんありました。しかし、中でも最も日本の良いところは、人間の資質だと思います。
私は日本に来てから、私の足や、歩き方について意地悪な言葉を言われたり、失礼な呼ばれ方をされたりしたことは一度もありません(引用者注:メマン氏は生まれたときから片方の足が不自由)。自分の国ではそうではありませんでした。そのことが毎日の暮らしの中でどんなに気持ちを楽にしてくれるかは、そういう扱いを受けた経験がない人にはなかなかわかっていただけないでしょう。
また、こんなことがありました。日本に着いてすぐの頃、言葉もお金もわからないので、乗り物の代金を支払う時、両手を開いてお金をその上に載せて取ってもらうようにしました。正直な日本の人たちは、そこから必要な分しか取りませんでした。私にとっては信じられないことでした。
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