外国人から見た日本と日本人(10)

2009.04.04 Saturday 00:52
くっくり



石原慎太郎:

 朝鮮の人達の本意か不本意かといえば、本意ではないでしょう。でもその時、朴さんはこう言いました。

 「考えてみろ。あの時に朝鮮に力があったか。ほっといたら中国の属国になって、清朝はすぐに滅びてもっと混乱しただろう。清朝ではなくロシアに統治されたら、北も南もないぞ。半島全体が共産化された」

■呉善花(オ・ソンファ)=1956年(昭和31年)、韓国・済州島生まれ。東京外国語大学地域研究研究科修士課程(北米地域研究)修了。拓殖大学国際学部教授。日本評論家。日本に帰化済。
 2008年11月15日に行われた第4回教科書改善シンポジウム「日本文明の想像力—子供たちに伝えよう、元気な日本」にて

 日本人は自然と一体になって生きていた時代、そして神々と一体となって生きていた時代の感性を、いまだに有しています。これは、自然は支配するものだと考える他の文明国では、ありえない発想です。

 ものに命があり、ものを拝むという行為も、日本文明の大きな特色でしょう。キリスト教の国では、ものを拝むという偶像崇拝が拒絶されています。中国や韓国など儒教的序列社会でも、万物の最上位に人間を位置づけますから、ものに命があるという考えは持ちません。

 日本文明はまた、個性と調和を大切にしてしました。日本人には個性がないと言われますが、とんでもない。例えば日本庭園をみればよく分かりますが、木の一本一本、岩石の一つ一つが、どれも個性的なのに、遠くから眺めるとバランスよく調和されています。それが日本の特色であり、魅力なのです。

 日本人ほど個性的で創造力のある国民はいないと、私は考えています。しかも日本ほど安全な国はありません。最近、日本の治安悪化を嘆く人がいますが、データ的には日本の凶悪犯罪発生率は最も低いレベルです。そのことに日本人は、もっと自信を持つべきでしょう。

■呉善花(オ・ソンファ)=1956年(昭和31年)、韓国・済州島生まれ。東京外国語大学地域研究研究科修士課程(北米地域研究)修了。拓殖大学国際学部教授。日本評論家。日本に帰化済。
 2008年11月15日に行われた第4回教科書改善シンポジウム「日本文明の想像力—子供たちに伝えよう、元気な日本」にて

 私は、現在の若者達に日本的な感覚が全くなくなってしまったとは思っていません。例えば教室で、こんな質問を日本人学生と外国人留学生に投げかけてみたとします。「樹齢五百年の木を伐らなければならないとしたら、あなたはどうしますか」と。日本人学生は、「恐ろしいが、どうしてもと言うなら、お祓いをしてから伐る」と答えます。外国人留学生は「必要があるから伐るのであって、恐ろしいとは思わない」と答えます。両者の意見は全く異なるんですね。

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