遺棄化学兵器問題〜元凶はやはり外務省

2006.06.01 Thursday 19:57
くっくり



 つまり、日中両国の合意があれば「廃棄に関する規定を変更し」を運用して、通常砲弾および発煙筒でも廃棄処理対象にできるのである。まさに“魔法の一文”だ。

 そして、「日中覚書」第四条を見ると、化学兵器禁止条約に基づいて、廃棄の対象を確定するとの条文がある。「…廃棄の対象(中略)は(同)、協議して確定する」となっているのだ。これによって、化学兵器禁止条約では廃棄の対象になっていない「あか剤」が中共と外務省の協議によって決定されたのである。

 現在、処理室が公表している廃棄対象の90%以上が「あか筒」などと称した「有毒発煙筒」であり、外務省中国課はすぐに、廃棄処理を停止する必要があるだろう。何しろこの規定によると、日本単独の要請でも廃棄処理を停止できるのだから。

 このようなでたらめ外交が行われていたのであれば、まだまだ詐欺的行為があるのではないか、と判断して精査してみると、果たして、ぞろぞろ出てきた。

 「ぞろぞろ出てきた」の中身は、『正論』を買って確かめて下さい(^^ゞ
 
 処理室が公表している範囲の資料をいろいろと精査した中で、水間氏が得た結論は、「化学兵器と全く関係がない通常兵器まで対象を広げ、1兆円とも言われる処理費用を中国に垂れ流すシステムを構築したのはすべて、外務省中国課であろう」。

 5月8日、水間氏は、処理室が公表している公文書の説明を求めるために再度、処理室を取材。今度は直接取材。

 「有毒発煙筒」などと表記しているが「有毒」の化学剤を教えてほしい、と求めた水間氏に対して、御子柴参事官が水間氏の眼前に示した資料が、「表三 旧日本軍が開発・保有した化学剤」の一覧。その中に毒ガスの化学剤と一緒に発煙剤(しろ剤)も表記されていた。
 繰り返しになるが、発煙筒は化学兵器禁止条約に指定された化学兵器ではない。水間氏は「本当にこれでいいのか。大変なことになりますよ」。が、御子柴参事官は「これです」。
 
 その後も御子柴参事官とのやりとりがいろいろ載ってるんですが、「廃棄計画を作成したのは外務省であり、御子柴参事官は、たまたま外務省の『ウソ』を言わされているのであろうが、国民を『ばか』となめている官僚の姿が透けてみえるようだ」というのが、水間氏の感想。

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