遺棄化学兵器問題〜元凶はやはり外務省

2006.06.01 Thursday 19:57
くっくり


産経抄6/1
 やはりというべきか。江沢民時代の中国が、日本共産党に日本の世論対策をこっそり相談していた。首相の靖国参拝問題に困った中国が、訪中した不破哲三議長に「この局面を打開するためには、マスコミに対してどうすべきかアドバイスを」と教えを請うていた。
 ▼これを今日発売の月刊『正論』7月号の対談「度し難きかな、共産党と外務省」で知った。元共産党政策委員長の筆坂秀世氏と起訴休職中の外務事務官、佐藤優氏という異色の顔合わせだ。異能ゆえに組織からはじき出された似た境遇にあり、生臭い話が出ないはずがない。
 ▼この時の不破氏の答えは、後の中国による反日宣伝パターンと符節が合う。筆坂氏によると、不破氏はズバリ「これからの戦いは国際世論の争奪戦だ」と答えた。「国際世論をどう味方につけるかが大事で、日本のメディア対策ではなくもっと世界の世論を」と。
 ▼ここ数年、中国が米欧紙の論調を誘導している気配を感じる。最近の標的は靖国神社の歴史博物館「遊就館」だ。米国を巻き込むため、あれはルーズベルト大統領の罠(わな)で戦争に突入したとする展示だと宣伝する。これを佐藤氏は「中国が米国を味方にして日本を孤立させる流れを作っている」という。
 ▼日中の共産党は、毛沢東路線の押しつけから関係が断絶していた。それが平成10年に中国共産党が謝罪する形で32年ぶりに和解した。ちょうど日露が接近していた時期で、佐藤氏は中国が日本とのパイプを真剣に欲しがっていたと見る。
 ▼思えば、毛沢東は天才的な宣伝上手であった。エドガー・スノーに毛礼賛の『中国の赤い星』を書かせたのも、「抗日の英雄」伝説もそうだ。いい加減で、情報工作に抗する勇気と知恵が日本に欲しい。

 自社の雑誌をちゃっかり宣伝、産経新聞!(^_^;
 『正論』の当該対談をざっと読んでみたんですが、「中国がここ数年、国際世論の争奪戦という意図で米国を味方に付けていってるのは、不破氏のアドバイスが効いてるからか?」という趣旨の佐藤氏の質問に、筆坂氏は「それはわかりません」と答えたのみでした。
 中国は情報工作のプロですから。日本の共産党ごときに言われるまでもなかったんだと思われ(^_^;

 さて本題。今月号の『正論』。

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