「アンカー」オバマ新大統領就任でアメリカ・日本経済は?

2009.01.22 Thursday 01:47
くっくり


<オバマ新大統領就任式について青山さんの見解>

●就任演説について

 BBCの生中継で見てて個人的にも楽しみにしていた。20分ぐらいだったが、あの演説の中で「アメリカのリメイキング」と言った。すなわちもうアメリカはすでに壊れたんだっていうことを、非常に端的な言葉ではっきり言ったのは胸に響いた。それからたとえば最初の聖書に手を置いて誓う言葉あるいは口調から始まって、演説も全部含めて高揚感をなるべく抑えてた。なるべく落ち着いて静かにやろうとしてて、それはオバマさんの資質の一つの、冷静さを失わないっていう彼が大統領になれた理由の一つが表れているのだが、明らかに意図を持ってやってた。特に「責任をみんなで担わなきゃいけないんだ」と。ほんとはこれから大変苦しいことをやらなきゃいけないんだっていうことが、全体にすごくにじみ出てて、しかも最後の最後まで、きっと最後には「Yes We can」と言うんだろうと思ったら、ついに言わなかった。どうも迷った末に入れなかったなと。あとの舞踏会の場なんかでは、元気な感じで「Yes We can」と何度も言ってたが。演説はまあ見事な演出だったし、オバマさんの意図がちゃんと伝わる演説ではあった。

●日本の政治がオバマさんに向き合う覚悟は?

 政治家一人一人の覚悟ももちろん必要だが、とりあえず日本の政治は今、ねじれ国会という現実があるので、それを乗り越えて国の意思をちゃんと作っていけるシステムを、両院協議含めて作らないと、もう個々人の過去の問題じゃなくて、たとえばオバマ大統領から日本に何か無理無体な要求だっておそらくそのうち来る。日米同盟強化の言葉の下に。その時にうろうろして、「衆参の意見が違ってて決められません、何も考えられません」だったら、賛成・反対ということを別にして、世界から見捨てられちゃうから。アメリカからじゃなくて。だから、ねじれ国会を乗り越える工夫をもう、ここで腹決めるべきだと思う。

●拉致問題について(家族会の飯塚代表が「オバマさんは人権問題には相当関心があると。またそれによって態度なり行動なりがたぶんはっきり出てくるのではないかと期待しています」と発言したことについて)

 飯塚さんもすごく時間かけて考えられた上で、カメラの前に立たれて発言されていた。拉致問題という言葉をあえて使わなかった。すなわち、現状ではとてもオバマ新政権が拉致問題に関心持ってるとは思えないと。だからせめて人権意識の強い人らしいから、そこに食い込んでいって、官民一緒になって拉致問題を認識させるようにしなきゃいけないってことを、飯塚さんはあの短い控えめなコメントの中でしっかり言われてたから、それこそ、この問題は政治家の覚悟、それから私たちの覚悟が必要。

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