「アンカー」オバマ新政権と中東情勢裏側&日本の政局

2009.01.15 Thursday 02:03
くっくり



青山繁晴
「で、ここに書いてある雰囲気と、それから日本の報道の雰囲気だと、要は大盤振る舞いをして景気回復をしようとしてるんだというイメージでしょ?ところが実際は違います。というのはね、たとえば300万人を超える雇用を今後数年間の間に創りますと言ってんですが、これちょっとびっくりなぐらい控えめなんですね」

村西利恵
「控えめ…」

青山繁晴
「ええ。というのはね、アメリカのいちばん新しい雇用統計によれば、去年2008年に新たに職を失った人、今までいる失業者、1000万を超える失業者の上に、新たに仕事を無くしちゃった人が実は去年の統計で260万ぐらいいるわけですよ。で、去年といっても本当は10月ぐらいから急に失業者増えてきたでしょ」

一同
「ええ」

青山繁晴
「ということは、年末年始考えると、新たに仕事が無くなっちゃった人がもう300万人を超えてるんです、明らかに。ね。ということは、オバマさんはこの300万人超と言ってるのは、今までの失業者は手を出せませんと。新たに仕事を失った人だけ何とかカバーしますと言っただけの、ほんとは控えめな話で、しかも数年間かかるわけでしょ」

一同
「ええ」

青山繁晴
「去年仕事を失った人は、数年間我慢しなきゃいけないのかって話だから、ずいぶんこれは控えめな話なんですよ。れからさっきロンドンの話をしましたが、ドルが安くなってるっていうのは本当は円に対してだけであって、たとえばユーロに対してはドルはむしろオバマさんが選ばれてから強くなってるんですよね。強含みと言ってますけど。今、1ユーロだいたい1.3ドルですけど、これがだんだん1.2ドルぐらいになっていく、つまりオバマ効果もあって、僕この『アンカー』でも言ったと思いますけど、ヨーロッパはオバマさんができてすごいなーと。ヨーロッパも本当は人種差別社会だから、アメリカってあれほどひどい差別社会がいざとなったら黒人を大統領にする、すごい新しい希望があるな、ドルはやっぱり行けるんじゃないかという雰囲気まであって、ほんとはもっと強気に出てもいいのに、オバマさんはそうじゃなくて控えめな対策を打ち出してるわけです」

一同

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