「たけしの“教科書に載らない”日本人の謎」良かったです

2009.01.06 Tuesday 00:51
くっくり




◆初詣

 日本人の75%が出かける初詣。まさに国民的行事。
 初詣はいつの時代から始まったのか?実は明治時代以降に始まった慣習なのだ。
 古来、日本の正月は家族揃って家にこもり、歳神(としがみ)と呼ばれる幸福を呼び込む神様を祀ることだった。 

 初詣=バレンタインデー説。
 江戸時代後期は「恵方参り」をしていた。その年の恵方に参拝することが流行していた。
 明治になって鉄道が発展。庶民が郊外の大きな寺社に参拝できるようになった。
 1890年代(明治23年)頃から元日の参拝が定着した。
 「初詣」という言葉が使われ始めたのは、たった100年ほど前のことだったのだ。
 鉄道は参拝客をターゲットにした。
 成田山・新勝寺の参拝客を狙って、成田鉄道と京成電鉄が誕生。
 成田鉄道は新勝寺の住職が発起人の一人に。鉄道会社とお寺の関係は深かった。
 鉄道会社は新聞広告で初詣に行こうと宣伝。国鉄VS私鉄でサービス合戦も。
 各地で鉄道が開業すると共に、初詣も全国的に広まっていった。
 つまり、チョコレートメーカーが宣伝して定着させたように、初詣の普及も鉄道会社の企業努力によるもの。

 本来、寺社への参拝や祈祷というのは非常に複雑なものだったが、簡略化によって寺社詣が一般の人に広まったという面もある。
 手水も簡略化されたお清め。本来は全身を海や川で清めるのが作法。
 鈴を鳴らすのも簡略化バージョン。鈴を使った巫女の舞が本来のしきたり。
 おみくじも託宣(神が乗り移って神の言葉を巫女が聞く)を簡略化したもの。
 簡略化は許される。なぜなら日本の神様・仏様は非常に寛容。信心が大切。


◆お正月

 本来は、歳神様(地方により呼び名は違う)を祀るために一家揃って家の中で過ごすのがお正月。
 家の中をきれいにしていないと歳神様は怒って帰ってしまう。だから大掃除が大切。
 また、歳神様を迎え入れるために目印が必要。これが門松。歳神様は松の葉や竹のように尖っている部分が好き。
 注連縄飾りは、歳神様がいるという目印。鏡餅も歳神様が宿ると言われている。
 ちなみに歳神様が宿った鏡餅をお雑煮として分けていただくのを「御魂(みたま)分け」。これが転じて「歳魂(としだま)」、今のお年玉に通じていると言われている。

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