「ザ・スクープ」真珠湾以前に米国が日本爆撃を計画していた
2008.12.08 Monday 00:56
くっくり
「元ネタ」はアメリカ人のアラン・アームストロング氏が書いた『「幻」の日本爆撃計画―「真珠湾」に隠された真実』という本で、実は真珠湾攻撃以前に、アメリカが日本本土への先制爆撃を秘かに計画していたという内容です。
日本でもネット等で少しは紹介されている話ではあるものの、計画を裏付ける具体的な証拠には行き着かない。
そこで長野智子キャスターが渡米、国立公文書館でその証拠史料を見つけます。
それは秘密文書(CONFIDENTIAL)で、ファイル名は「JB355」。JBというのはJoint Boardの略で、当時の統合本部、つまり軍上層部を指します。
「JB355」は1941年5月10日から7月18日まで、97枚にも上ります。
文書の大まかな内容は以下のようなものです。
・戦闘機350機、爆撃機150機を用意し、1941年11月1日には計画を遂行できる。
・中国から飛び立ち、日本本土に焼夷弾を落とす。攻撃目標は長崎、神戸、大阪、東京(つまり真珠湾攻撃とは違い、民間人への無差別爆撃)。
・この報告を承認するというルーズベルト大統領の直筆サイン「FDR」が入っている。FDRは「Franklin Delano Roosevelt」の略。
ただ、皆さんよくご存知の通り、ルーズベルト大統領は選挙公約で戦争はしないと言っていたし、アメリカ国民も6割が戦争反対だったため、正規軍に日本を先制攻撃させるわけにはいきませんでした。
そこで、中国国民党を支援していたアメリカ合衆国義勇軍(正規軍ではない)の航空部隊で愛称「フライング・タイガーズ」に爆撃を実行させることにしました。
つまりアメリカは中国を隠れ蓑にして日本を先制攻撃しようとしたのです。
この計画を主導したのは、「フライング・タイガーズ」の司令官だったクレア・リー・シェノールト(Claire Lee Chennault)と、ルーズベルトの補佐官でシェノールトとアメリカ政府とのパイプ役を務めたロークリン・カリー(Lauchlin Currie)の2人です。
シェノールト(日本では「シェンノート」と呼ばれることが多いそうです)はわりと有名じゃないでしょうか。蒋介石に雇われたアメリカ軍予備役士官でした。妻は中国人でアメリカで存命中です。
当事者2人はすでに亡くなっていますが、本人の生前の証言(カリーは亡くなる2年前の1991年、アメリカの報道番組「20/20」で計画の存在をはっきり認める証言をしています)、本人が残した自伝、家族の証言などにより計画の存在が裏付けられていきます。
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