「アンカー」『お上まかせ』をやめよう(付:国籍法改正案)

2008.11.27 Thursday 02:34
くっくり


 二次補正予算案を先送りした理由について、青山さんの解説(要約)。

●麻生政権が二次補正を今国会に出せない本当の理由というのは、自民・民主の国会対策委員会の関係者に聞くと、本音は1つだけ。国会の日数の話。

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●現在11月26日。今開いている臨時国会は本来ならこの数日間で終わる。閉じられる。ところが法律によって臨時国会は2回延長できる。2回だからたっぷり延長できるが、実はいつまでもできるわけではなく、来年の1月の末までには閉じなきゃいけない。どうしてかというと、国会法という法律があって、毎年1月中には通常国会を開きなさいと書いてあるから、常識的に言うと、1月30日金曜日には通常国会を開いてなきゃいけないから、前日の29日までに臨時国会終えなきゃいけない。

●まず補正予算の前に、2つどうしても上げなきゃいけない法案があって、1つは新テロ特措法、もう1つは金融機能強化法。新テロ特措法は10月21日、金融機能強化法は11月6日に衆議院を通過している。衆議院を通過してしまえば、参議院で何があろうとも60日経ったら衆議院に戻して、衆議院の3分の2で再可決できる。そうすると、いずれも60日経つのはいつか考えると、新テロ特措法は12月20日、金融機能強化法は来年1月5日に再可決できるようになる。

●問題は補正予算の方だが、補正予算は予算って名前が付いているからこれは扱いが別で、衆議院を通過してしまえば、その後とにかく30日経てば、参議院に関係なく自然に成立する。そうなったら万々歳じゃないかということになるが、実はその補正予算というのは、要は定額給付金を出しましょうっていう予算だから、定額給付金のお金はどこから持ってくるのか?という法律(関連法案)が別に必要で、その法律をわかりやすく言うと、要は埋蔵金の中から2兆円をくすねてきますと。埋蔵金はほんとは使い道が決まってて、国の借金の返済に使いなさいと決まっているが、いや、借金の返済をちょっと当面見合わせて、定額給付金を作るために一時期お借りしますって法律を、新たに作らなきゃいけない。それは予算案じゃないので、60日ルールが必要。

●もう1つ大事なことがあって、国会は跨(また)げない。国会が終わってその法律が成立しなかったら廃案になる。臨時国会の間にやらないといけないから、60日を考えると、そのもう1つの財源をどうしますかという法律を、1月末頃までに衆議院を通さなきゃいけない。ということは逆にいうと、本当に度胸があったらできる。衆議院で強行可決やって今すぐに衆議院を通してしまえばギリギリ間に合うってことになるのだが、今の麻生政権には強行可決やれるような体力がないから、衆議院の通過がちょっと遅れてしまうだろうと。はみ出すと、要するに財源が手当てできない、定額給付金がパアになる。パアになればおそらく麻生政権も潰れるか、そうじゃなかったら解散総選挙を破れかぶれでやるしかない。だから小沢さんは一時期喜んでいたわけで、本当はその攻防だけ。

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