田母神氏参考人招致(付:「ムーブ!」勝谷さんらの見解)
2008.11.11 Tuesday 22:56
くっくり
衛藤晟一参院議員は「(日本の侵略と植民地支配を認めて謝罪した)村山談話は閣議決定されて効力はあるが、職務と歴史観は関係ない」と指摘。西田昌司参院議員は「田母神氏の論文には問題がないと感じた。歴史観が処分の理由なのか、政治家が議論して現場の自衛官を戸惑わせないようにすべきだ」と語った。
幕僚長を国会同意人事とすることにも「日本の司令官が政治に左右されてしまう」(有村治子参院議員)など慎重論が相次いだ。一方、玉沢徳一郎元防衛庁長官は「文民統制を外して行動を正当化するのは大問題だ」と批判した。(13:26)
もうほんと、みんな堂々と、広く深く議論しろよと思う。田母神さんの歴史観を批判してる人たちも、どこがどう間違ってるかって具体的な指摘はほとんどしなくて、「捏造だ」とか「危険だ」とか一言で終わらせてるでしょ。
深く議論したら何かヤバイことでもあるの?村山談話が間違いだとなるとマズイから?などと疑念を抱いてしまいます。
参考人質疑終了後、田母神さんは記者に対して、「村山談話は言論弾圧の道具だ。自由な言論を闘わせることができないならば、日本は北朝鮮と同じだ」と述べましたが、ほんと、その通りだと思います。
論壇やネットだけで議論してるんじゃなくて、政治家が、国の舵取りを任されている人たちこそが、率先して議論すべきだと思いますよ。「文民統制」云々言うんだったら尚更です。
(だけどそういう芽が出てきたら出てきたで、マスコミがいつも潰しにかかるんですよね(T^T))
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さて、今日の「ムーブ!」ではこの件がトップで扱われました。
いつものように全てを起こす時間はないので、コメンテーターの発言要旨のみ紹介しておきます。
コメンテーターは勝谷誠彦さん、須田慎一郎さん、富坂聰さん。
須田慎一郎
「(浜田防衛大臣の答弁は)もう完全に逃げの一手。インド洋給油法案が控えてるから、ここを何とか乗り切れば問題なくなるだろうということで」
勝谷誠彦
「(国会で)徹底的にやるべき。だいたいあの委員会、麻生首相に出席を求めてないのが、民主党はまずひとつヘタレ。それからテレビ中継しなかった。これこそ国民が注視すべきもの。テレビの生中継がないと全然緊張感が違う。そのへんでも民主党が昔ながらの国対政治で、むしろどこかで(与党と)手を握ってるんじゃないかとすら思う。追及が甘い。国会議員が分かってないのは、空幕長たる自衛官の立場としての発言と、それから自衛官の言論の自由、憲法で保障された言論の自由というのが自衛官というものにあるわけであって、個人の資格で言うこととは、それ、峻別しなきゃいけない。あれで懲戒免職にしたら、自衛官みんな辞める。職務放棄する。我々に言論の自由はないのかと。自由闊達な議論があることで、国防の自由もあるわけだから」
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