「ムーブ!」田母神論文で勝谷さんの苦悩?

2008.11.08 Saturday 00:43
くっくり



 これではマスコミはおそらく与党vs野党の「政争」という視点でしか報道しないでしょう(現時点ですでにそうなってる?)。仮に田母神さんが持論を述べる機会があったとしても、いつもの「軍靴の足音が」方式のステレオタイプな報道になるんじゃないかと。

 たとえば11月6日放送「NEWS23」では、後藤キャスターが「国防の最前線にいる人たち(懸賞論文に応募した自衛官ら)がどういう思想の持ち主か、知る権利は国民の側にある。田母神氏が参考人招致されるが、この問題について引き続き報道していきたい」なんて言ってましたから。どんな報道をされるか、もう目に見えてます。


 あと、「出来レース」説ですが、審査委員の1人である花岡信昭氏は産経新聞11月3日付コラム【政論探求】でそれを否定してますね。
 「ムーブ!」での勝谷さんの「名前を伏せて審査して、たまたま田母神さんが選ばれたと言うが…」という発言は、この記事に依るところかもしれません。

【政論探求】田母神氏の重い問いかけ(産経11/3)
 「日本は侵略国家であったのか」という問いかけはきわめて重い。近現代史の一面的な見方を見直そうという動きが各方面から起きていたが、その象徴的論文といえた。
 だが、田母神俊雄氏は空幕長を更迭された。これまでの政府見解に沿わない内容であることは確かで、麻生首相としても「立場上、不適切」と言わざるを得なかった。
 「村山談話」「河野談話」がいかに手かせ足かせになっているか、改めて思い知らされる事態だった。
 アパグループの元谷外志雄代表が社会還元活動の一環として論文を募集、実は筆者も渡部昇一氏ら4人の審査委員の一員だった。235点の応募作品から社内審査で二十数点がまず選ばれ、CDで送られてきた。すべての論文は筆者名が削除されていた。
 これを読み込み、2回の審査委員会で絞り込んでいった。最終段階で初めて氏名が明らかにされた。高得点となっていたのが、田母神氏の論文だった。

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