「ムーブ!」田母神論文で勝谷さんの苦悩?

2008.11.08 Saturday 00:43
くっくり


「『ぞっとする自衛官の暴走』(朝日)ですとか、『田母神空幕長の解任は当然』(日経)、『立場忘れた軽率な論文発表』(読売)、『トップがゆがんだ歴史観とは』(毎日)と、いずれも批判的な論調を展開しています。そんな中、産経新聞の社説は『歴史観封じてはならない』と真逆の論調をとっているわけなんですね。詳しく見ていきましょう」

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加藤明子
「かつて村山談話というものがありました。これは村山総理時代に日本の植民地支配と侵略を認めまして、これが閣議決定までされました。しかし産経新聞は『これはあくまで歴史への見解であって、史実の検証や議論を経ていない。個人の自由な歴史観まで抹殺するのであれば、これは言論封じにあたる』というふうに主張しているわけなんです」

堀江政生
「あの、中国政府あるいは韓国政府が早々批判を始めたというようなこともあって、とりあえずなかったことにしたい部分も日本政府としてはあるのかもしれませんけどね」

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勝谷誠彦
「これ、だけどね、あの、産経新聞の言ってることも一理あってですね、さっき吉富さんが苦渋の選択って、その通りで、もう1つは、これたとえば更迭という形で退職金も与えない、つまり懲戒的なクビにしたらですね、これはね、田母神さんが訴訟を起こしたら政府は負ける可能性があります。つまり憲法で保障されている言論の自由ということに鑑みると、えー、その、もちろん立場、だから読売新聞の社説がいちばんニュートラルで、立場をわきまえない発言であるから空幕長は解任すべきだけども、公務員としての身分まで取ってしまうと、これは非常に問題になる可能性があるというか、私の聞いている一部の話では、そこまでやったら陸幕長も海幕長もひょっとしたら辞表を出しかねない勢いがある」

堀江政生
「同じようなことを普段から言っているから…」

勝谷誠彦
「いや、言っているからじゃありません。自衛官としての、自衛官としての立場までもそういうことで奪われるのであれば、自衛官は全て歴史に対して黙っていろという話かということですよね」

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