「ムーブ!」田母神論文で勝谷さんの苦悩?

2008.11.08 Saturday 00:43
くっくり



 一度決定した政府見解を覆したり修正したりっていうのは大変な作業です。安倍政権でも無理、麻生政権でも無理、じゃあいったい誰がいつやるの?それこそ誰か「大物」が一石を投じなければ何も変わらない、……いや、変わるどころか議論すら起こらない。
 
 もちろん今回のことは麻生政権や与党にとっては迷惑だろうし、テロ特改正案とか目前の課題を考えた時、「何もこのタイミングでそんな論文を出さなくても」と言う人の気持ちも分かります。

 が、やはり、誰かがいつかは言わなきゃいけないことだったんじゃないかと思いますし、長いスパンで見れば、日本が良いふうに変わっていくひとつのきっかけになるかもしれないと、私は淡い期待を抱いています。
 それこそ、「あの時、田母神さんが言ってくれたおかげだ」「何で当時そんなに問題になったんだろう?」と言われるような。
 栗栖さんの時のように25年、いや、あるいはもっとかかるかもしれませんが、いつかはきっと。


 最後に、これは田母神論文とは直接関係ないんですが、産経新聞11月6日付【紙面批評】、「日教組が生んだ“寄生者”たち」と題された関西大学教授・木村洋二氏のコラムから、締めの言葉を引用しておきます。

 歴史上、戦争で負けてこれほど繁栄した国は存在しない。しかし、殴られたあと、チョコをもらってぺこぺこするような人は信用されない。国も同じである。抗議すればすぐに謝罪する人や国は、カモにはされても信頼はされないだろう。本当の信頼とは何かが、これからの日本文明の課題である。


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