「アンカー」オバマ大統領誕生で日本の取るべき道は?

2008.11.06 Thursday 02:42
くっくり



山本浩之
「そうですねー」

青山繁晴
「ということはやっぱり元に戻って、ちょっとこれを考えてほしいんですね。はい、ちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「日本が取るべき戦略、それはオバマ“新大統領”が閣僚を決める前に『ロビー活動』攻勢をかけるべし。ロビー活動…」

青山繁晴
「はい。ええ、これさっき言いましたが、この2カ月半ぐらいの間に、就任式までの間に、とにかく閣僚決めていくんですね。大統領制でも閣僚っていうのはありますから。ま、大臣と言わずに長官と言ってますけどね。閣僚を決めていくんです。ね。で、その時にね、このままほっといたら、民主党の中の人を当然起用していくわけですよね。で、民主党の中に知日派というのがほとんど見られないんですよね」

一同
「えーー」

青山繁晴
「で、この3人の中でね、これ全部共和党の人脈ですけど、強烈なまあ親日家が揃ってるわけですけどね」

村西利恵
「日本でも名前が知られてる方ばかりです…」

青山繁晴
「その中でパウエル前国務長官、で、この人は湾岸戦争の英雄だった元軍人ですけど、ブッシュ政権の1期目で国務長官やってですよ、国連総会でね、嘘の話をさせられて、嘘の証言を、つまりイラクは大量破壊兵器をこんなふうに持ってるって言ったのは全部嘘であったと。で、それで戦争に突入したから、まあ怒って国務長官を辞めたこの人は、皆さん覚えてると思いますけど、この番組でもやりましたよね、大統領選挙の終盤になって、共和党なのに民主党のオバマさんを支持するってはっきり言ったわけですね。で、パウエルさんのもう1つの意味はですね、これオバマさんに呼びかけてるわけですよ。その共和党の人脈とかいうことにこだわらずに、もうアメリカは壊れかけてんだから共和・民主じゃなくて、たとえば日本をよく知ってる人をちゃんと起用して下さいねと。ね。共和党の中からもその閣僚を入れて下さいってことを実はアピールしてるわけですね。で、パウエルさんが自分の猟官運動、自分を偉い人にしてくれっていうことじゃないと僕は思ってます。パウエルってそういう人じゃないんで。でもパウエルさんのその気持ちが通じていけばですね、たとえばアーミテージさんやマイケル・グリーンのようなですね、本当の親日家が、共和党人脈といいながらオバマ新政権に入ってくれるかもしれない。そうなるとね、特にこのマイケル・グリーンとかアーミテージは北朝鮮に対して日本と同じ路線ですから、拉致問題重要だとずっと言ってますから、それガラッと変わってくるわけですよ。で、変えるためにですね、変えるためにね、ふつう日本で言うと、日本国民の感覚で言うと、あ、そういうことはやっぱり外交官の仕事でしょう?ってことになると思うんですよ」

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