「ムーブ!」中国は北朝鮮をどう見ているか(付:最近のニュース)
2008.11.01 Saturday 00:38
くっくり
関根友実
「いやー、やっぱりしたたかですね」
富坂聰
「ええ、したたかです」
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堀江政生
「えー、で、実は中国が北朝鮮をどう見てるのか。いちばんの関心事はやっぱり金正日総書記なんです。この人がどうなっているのかということですね。中国の党中央ではですね、『朝鮮半島突発事件応急チーム』なるものが発足していまして、金正日さんどうなってるかっていうのを研究しているんです。やはり議題の中心になるのが、そしてポストだということになるわけです」
関根友実
「3つ考えられています。金正日総書記の側近に支えられて金正日総書記が病床から支配を続ける。2つめ、3年以内に金正日総書記が死亡すれば集団指導体制による暫定政権が築かれるのではないかと。で、さらに3人の息子が、いっぺんにじゃなくて、ま、誰かが世襲をするのではないか」
堀江政生
「中でも中国がいちばん重要視しているのは、“病床支配”だということらしいですね」
富坂聰
「ええ、結局ですね、それはやっぱりあの、金正日に代わる者はないと。代われる、要するに権威もないということですね。やっぱりそれは頭がしっかりしてる以上ですね、それはあの、病床からコントロールせざるをえない。これ、あの、毛沢東の晩年と全くいっしょなんですね、ええ。で、その時にもうあの、チョウタクレイ(と聞こえるが、張玉鳳のこと?)という、その女性の秘書がですね、出入りをして、メッセンジャーとしてなるんですけど、同じような役割を果たす女性として、金玉(キムオク)という人物が今、その中国の方で注目されているという話ですね」
堀江政生
「つまり中国としては、毛沢東さんのその最後のところっていうのの、成功体験かどうかわかりませんけど、やったことがあるから」
関根友実
「記憶があるから」
堀江政生
「おそらくそういうことをしてくるだろう、という読みなんですか」
image[081007-16tomi.jpeg]
富坂聰
「その時に、ま、秘書になった女性っていうのは、あの、国家主席の華国鋒(カコクホウ)ですよね、それよりも権限が大きかったっていうふうにも言われてるんですね。だから、そういうことになる可能性もあるというふうに見てるんですね」
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