「ムーブ!」中国は北朝鮮をどう見ているか(付:最近のニュース)
2008.11.01 Saturday 00:38
くっくり
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堀江政生
「わかりました。一方でこの中朝の不仲説、これを喜んでる国があります。本の中では『中朝分断はアメリカの作戦通り』だとあります。しかし編者であります富坂さんは、いやいや、これ北朝鮮の狙い通りなんじゃないかという見方をしているということなんですが、まず中国の見方、アメリカの作戦通り、これはどういうことなんでしょうか」
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関根友実
「はい。アメリカの最大の脅威は中国だとされています。国力、軍事力が増強するのではと、アメリカは不安に思っているということなんですね。対策として、中国の周辺国を押さえる。たとえば日本、北朝鮮、台湾に戦略的軍事基地を置きたいとアメリカは思っていると。そのためには、中国と北朝鮮の間に亀裂を生じさせなければならない、ということなんですね。そこでアメリカは、1992年です、中国と韓国が国交を樹立した、これで中国と北朝鮮の間にピリリと亀裂が入るのではないかと見込むわけなんですね」
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関根友実
「それを見逃さず、核問題に関し、北朝鮮との直接交渉を避けて国際化します。そしてわざと6カ国協議に持ち込んで、わざとアメリカは中国に議長国を任せたということなんですね。そこで中国は北朝鮮の無謀な言動を批判することになります。そこで北朝鮮と中国の間に亀裂がますます入るということなんですね」
堀江政生
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