「ムーブ!」中国は北朝鮮をどう見ているか(付:最近のニュース)

2008.11.01 Saturday 00:38
くっくり


北朝鮮:金正日総書記、仏脳外科医が治療か 動脈瘤・腫瘍の専門家−−仏誌報道(毎日10/28)

 韓国の報道を見ますと、情報源は「韓国政府関係者」とあります。ってことは、この情報はあまり信頼できない?
 というのも、重村智計さん曰く、情報源が「政府当局者」ならともかく「政府関係者」や「政府関係筋」の場合、政府とは直接関係のない出入りのジャーナリストなども含まれるそうなので(^_^;(拙エントリー08/5/31付参照)。


 一方、拉致問題に関してですが、複数の「日朝関係筋」が明らかにしたところによれば、北朝鮮側が拉致被害者の再調査を「メリットがない」として拒否する考えを中国政府に伝えていたことがわかった――という報道がありました(産経10/31)。が、これも情報源は「筋」ですから、その意味で言えば信憑性には疑問符が付くんでしょうか?
 ただ、これっていかにも北朝鮮が言ってきそうなことですよね。テロ支援国家指定が解除された以上、焦って日本に擦り寄る必要はなくなったわけですしね。

 折しも特定失踪者問題調査会が、32人を新たに「拉致濃厚」に加えると発表しましたが(産経10/30)、先が全く見えない拉致問題に対し、日本政府は今後どう対応していくのでしょうか。

 麻生さんは10月30日に会見し、衆院解散先送りの意向を示しました。金融・景気対策に腰を据えて取り組むためのようです。
 それはもちろん非常に大事なことですが、どうか拉致問題や核問題も忘れないで!とお願いしたいです。


 さて、話はがらっと変わりますが、10月31日、大江健三郎氏の著書『沖縄ノート』の出版差し止め訴訟の高裁判決が出ましたね。
 大阪高裁も大阪高裁は1審の大阪地裁判決を支持、原告側の控訴を棄却したとのことです(産経10/31)。

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