「アンカー」大統領選 本当の姿(付:豪が北支援で日本の肩代わり?)

2008.10.23 Thursday 02:41
くっくり



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村西利恵
「はい、ブラッドリー効果という言葉があります。これ世論調査で本当の投票行動を明かさない現象のことなんですけども、言葉の由来は1982年のカリフォルニア州の知事選、この方、黒人候補のトム・ブラッドリーさんが世論調査ではもう圧倒的有利とされていたんですが、フタを開けてみると僅差で落選するということがありました」

青山繁晴
「はい、このトム・ブラッドリーというのはかつてのアメリカの黒人の英雄です。というのは、20年間ロサンゼルスの市長をやって、ほんとに、汚職のない見事な治世をやって、いわばもう絶対的な支持を背景にして、ロスのあるカリフォルニア州知事選挙に出て、世論調査ではずいぶん引き離して、とうとうカリフォルニアに黒人知事が現れるとみんな信じたら、フタを開けたらガラリと違って、白人候補が勝ったわけですね。それ以来、黒人候補が出てる場合は、世論調査で少なくとも10%以上の開きがないと、本当は覆ってしまうというのが常識になってて、それをブラッドリー効果あるいはブラッドリー現象と呼んでるわけですね。で、今回オバマさんの支持率を考えますと、さっきVTRにありましたけど、一部は10%超えたやつもあるけれども、しかしアメリカの世論調査がみんなに信頼されない理由の1つは、世論調査ごとに質問の仕方が違うんですよ。だからどんどん色が出てしまう。それを売り物にしていってるんで、アメリカは何でもビジネスですからね、だから1カ所だけじゃだめで、全部の世論調査で10%を超えてくるまで行かないと、まだオバマ大統領の誕生は確実だとは言えない。あと2週間切る中で、全部超えてきたらそれはもう可能性が強まるということなんですね。で、これが今のアメリカ大統領選挙の現在の、投票日まで2週間弱の現在の姿なんですね。で、その上で、でもいちおうオバマさんが、いちおう今リードしてること自体すごい変化、ほんとに『CHANGE』なんですけど、その『CHANGE』の大統領がこの世に現れたら、さあどうなるかというのをこのあと皆さんと考えたいと思います(フリップ出す)」

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