「ムーブ!」金正日51日ぶり報道 核・拉致問題の今後は?
2008.10.07 Tuesday 00:49
くっくり
堀江政生
「という隔たりのへんを見ていきますか」
image[081006-11terosien.jpeg]関根友実
「そうですね。核問題の隔たりなんですけれども、8月26日、北朝鮮は核無能化作業を中断しました。さらに9月3日になりまして、核施設の原状回復作業に着手していきました。果たしてアメリカ側はテロ支援国家指定を解除させる、そして北朝鮮側は核計画検証への合意、このどっちを先にするかで非常に微妙な状態になっているということなんです。これ、どっちが先にするかで米朝間で話がついていないということで、重村先生はこうおっしゃいます」
image[081006-12sample.jpeg]関根友実
「『アメリカは検証方法を譲る気がなく、北朝鮮はサンプル採取をかたくなに拒否している。とても順調な交渉だったとは言えないのでは』と」
重村智計
「だからアメリカが何しろ、その、普通の検証をやらせろと。普通の検証にはサンプル採取が当然だと。しかし北朝鮮側は、いや、最初の合意の中にね、サンプル採取って文字、どこにも書いてないんだから駄目ですよと。で、もしどうしても必要ならね、テロ支援国家指定を先に解除してくれと。そしたら軍も納得するだろうと」
関根友実
「その駆け引きなんですね」
重村智計
「その駆け引きをやってきたんですね。で、なかなかこう埋まらないという状況ですね。それからもう1つはですね、ブッシュ政権も一番困るのは、今、アメリカ大統領選挙がもう真っ盛り。あと1カ月で投票ですね。そこにもしブッシュ政権が譲歩した場合、共和党のマケイン候補にですね、悪材料になるんではないかということを一番心配して、決断できないんですよ」
堀江政生
[7] << [9] >>
comments (6)
trackbacks (0)
<< 「ムーブ!」中国宇宙戦略 裏シナリオ(おまけ:宇宙遊泳ヤラセ疑惑)
「アンカー」首相動静で読み解く麻生首相の本心(新テロ法 民主変心) >>
[0] [top]