「ムーブ!」中国宇宙戦略 裏シナリオ(おまけ:宇宙遊泳ヤラセ疑惑)
2008.10.04 Saturday 01:57
くっくり
その1年後、さらに大きな悲劇が起こります。
1996年2月14日、長征3号が打ち上げ直後に想定外の方向に飛び出し、そのまま地面に激突。周辺の村は壊滅状態に陥りました。
当局は情報隠蔽を図り、打ち上げ現場にいた外国メディアを5時間も隔離しました。うち1人の外国人が村の様子を盗撮したところ、そこにはロケットの残骸の撤去作業を終えたらしき兵士たちの姿が。空白の5時間の間に証拠隠滅を図ろうとしていたのです。
やがて真実が発覚し、事故に巻き込まれて死亡した地元住民は500名にも達することが判明しました(しかもこの数字は「公式発表」)。失われた人命の数では宇宙開発史上最悪の事故だそうです。
打ち上げ場所は、四川省の涼山イ族自治州西昌市郊外に位置する西昌衛星発射センター。ということは、犠牲者のうち少数民族の占める割合はかなり大きかったのではないでしょうか。
この事故については、だいぶあとになって日本でもフジテレビが伝えたようです。
・中国の宇宙開発 1996年2月14日 長征3号の失敗 フジCXで放送(Youtube)
しかし中国の場合、人命の価値が低いですからね。犠牲者の10万人や100万人ぐらい中共は何も感じないんじゃないですか。ましてやそれが少数民族ともなればなおさらでしょう。
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話は変わりますが、ネットでは今こういう疑惑が出てるみたいです。
■中国初の宇宙遊泳にヤラセ疑惑(1:05頃に気泡が発生)(Youtube)
いくらヤラセ大国でもそこまでアホなことはやらんと思いますが。北京五輪のCG花火などとは規模が違いすぎますし、見る人が見ればすぐばれるでしょう。
参考までに、ヤラセ疑惑に反論されている松浦晋也さんのブログを紹介しておきます。盛り上がってて面白いです。
・2008.09.29:このっ、バカ共が!
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