「ムーブ!」中国宇宙戦略 裏シナリオ(おまけ:宇宙遊泳ヤラセ疑惑)
2008.10.04 Saturday 01:57
くっくり
須田慎一郎
「うん、ですからアメリカとしてはですね、やっぱりこの宇宙開発という点では必ずイニシアチブを握っていたいんですよ。だからロシアと中国が手を結ぶということに関しては、いちばん恐れてるんですね。だからそこと楔を打ち込むために、要するにロシアと手を切るんだったら、中国と早く手を結ぶというのはね、アメリカの基本的な戦略だと言っていいと思うんですね」
image[080930-17top.jpeg]堀江政生
「当の中国はどう考えてるんでしょうか。『15年以内に宇宙科学研究で世界トップ級を目指す』というふうに目標を掲げました。どういうことか」
image[080930-18table.jpeg]関根友実
「実際、中国は宇宙開発にものすごく力を入れています。まず今回の神舟ですね、有人宇宙船を打ち上げる。さらに月探査衛星の嫦娥(じょうが)もあります。さらに大型運搬ロケットの長征プロジェクトもあります。そしてそして、衛星発射センターの4カ所目の建設が決定しましたし、2020年頃には中国版の宇宙ステーション、これまさに自前ですね、自前で建設をしたいと計画しています。これら全ての宇宙計画は平和利用のためだと中国政府は主張しています」
image[080930-19nidan.jpeg]堀江政生
「そうなんです。この平和利用のためだって言うんですけれども、本当なんでしょうか。実はこの中国の宇宙事業というのは軍事部門が担当しているわけなんですね。そして今回の打ち上げに関して胡主席はこんなコメントを発表しました。研究者に対して26日に、『【二弾一星】の精神でより大きな貢献をしてもらいたい』と言いました。この【二弾一星】というのは、外部の援助がなくても自力更正でがんばるというような意味なんですけれども、そもそもこの【一星】には人工衛星という意味があり、この【二弾】には原爆・水爆という、爆弾があるということなんです。こういうものを表してる言葉で、これはすなわち軍事開発と宇宙開発がかなり密接に結びついていることを表しているんではないかと言われています」
[7] << [9] >>
comments (12)
trackbacks (0)
<< 「アンカー」自民世論調査で意外な選挙結果 閣僚女性問題で麻生ピンチ?
「ムーブ!」金正日51日ぶり報道 核・拉致問題の今後は? >>
[0] [top]