「ムーブ!」中国宇宙戦略 裏シナリオ(おまけ:宇宙遊泳ヤラセ疑惑)
2008.10.04 Saturday 01:57
くっくり
image[080930-12taikoku1.jpeg]堀江政生
「これで中国、アメリカ、そしてロシアなんですけれども、宇宙大国ということになっていますが、この3カ国、実は微妙な関係だと言われています」
image[080930-13taikoku2.jpeg]関根友実
「はい。アメリカとロシアはそもそもですね、冷戦時代には、どちらが先に月に行くかなど対立関係にありました。しかしながら、99年から共同で国際宇宙ステーションを作ろうよという話になりました。このプロジェクトには実は日本も関わっているんですが、中国はこの輪には加わっていないということです」
image[080930-14taikoku3.jpeg]堀江政生
「この上2つ(アメリカ・ロシア)で仲良くしてるようなんですが、ところがロシアと中国なんですけども、これ火星探査、そして太陽観測で共同研究を約束しているということなんですね」
image[080930-15taikoku4.jpeg]関根友実
「そしてアメリカと中国なんですが、2006年に協力関係へと動き始めました。しかしながら去年1月です、中国が人工衛星をミサイルで破壊し、国際社会から非難轟々でした。これを受けてアメリカとの協議が断絶してしまったんです。しかし今年2月になりまして、アメリカも同じような実験を行い、お互い力の見せつけ合いをするような状態になっていました。しかしながらアメリカの航空宇宙専門誌によれば、最近どうやらアメリカと中国は協議を再開したようだということなんですね」
image[080930-16taikoku5.jpeg]堀江政生
「ほうー。複雑ですね。この思惑はどこにあるのかというと、実はアメリカとロシア、グルジア問題などで今、関係が不透明になっています。アメリカは2010年にスペースシャトルの退役というのを予定しているんですけれども、この次世代機が完成するまでの間、どこかの国とパートナーを組んで、乗せていってもらわなきゃいけないっていうことになりました。そこで関係が不透明なこのロシアではなくて、中国をパートナーにしようと考えている。須田さん、そんなこともあるんですか」
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