「アンカー」自民世論調査で意外な選挙結果 閣僚女性問題で麻生ピンチ?
2008.10.02 Thursday 03:30
くっくり
山本浩之
「聞きたいもんね、だって」
image[081001-14title.jpeg]青山繁晴
「えー、選挙が近いのにそんな危ない話をするのかということなんですけど、実はその、3閣僚もきちんとお話ししますが、その前にもう1つある意味、もっともっとはるかに重大な問題があるんです。それをまず出して下さい」
image[081001-15tihou.jpeg]村西利恵
「『地方では金融危機が直撃』」
青山繁晴
「はい。あの、これほんとに特によく聞いていただきたいんですが、アメリカの金融不安、今の金融危機って何となく日本と縁が遠いような感じがしますね。それからたとえば中川昭一財務大臣、あるいは金融大臣を彼は兼務してますけどね、僕、正直言って中川昭一さんのことかなり信用してますが、今、そのアメリカの金融危機は日本にはほとんど影響ないって意味のことおっしゃってるのは、あまりにも甘すぎる発言だと思いますよ。というのはですね、実はその、アメリカは今後どうなるかというと、今のいったん否決された金融安定化法案が今後どうなるか関係なく、すでにアメリカの財務省は、っていうか、ごめんなさい、アメリカの関係者たちはですね、アメリカの地方銀行が100以上つぶれてもやむを得ない、あの、住宅ローンの不良債権たくさん抱えてるのは、アメリカでも地方銀行なんですよ。もう1回言いますが、100以上の地方銀行がこれからおそらくアメリカでつぶれていくんです。で、したがって日本もその、さっき言ったメガバンク、巨大銀行はですね、今までその、私たちの力を借りて、つまり公的資金の補助も得てですね、もう立ち直って、だからどんどんお金を使ってるわけです。三菱UFJは100兆円の資産を持ってて、だから1兆円弱ぐらいスッと出せるわけです。ところが日本は地方銀行の危機がこれからやっていくんです。そして小泉改革のウラの部分っていうのは、地方は苦しんでるってみんなわかってるじゃないですか。そこに血液であるお金を融通してきた地方銀行が日本でも危機になっていくんで。そうするとさっき言った金融危機を逆手に取ってっていう話はね、実は東京とかメガバンクとか、いわばみんなの力の、国民の支えのおかげで勝った側だけの話であって、今、苦しんでる所、地方はこれから危機を迎えざるをえない。これでいいのかってことがやっぱり1つ重大な危機なんですね。そしてもう1つがさっき言いました、これです」
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