「アンカー」自民世論調査で意外な選挙結果 閣僚女性問題で麻生ピンチ?

2008.10.02 Thursday 03:30
くっくり



村西利恵
「続けていきたい」

青山繁晴
「で、その上でですね、麻生さんの真意、3番目は、はい」

image[081001-10kinnyuu.jpeg]村西利恵
「『金融危機は逆に生かす』」

青山繁晴
「はい。これはその、今ここにニューヨークのマーケット映ってますけれども、アメリカで巨大な金融危機が起きて、これは実は本当は深刻な事態です。世界金融恐慌になる恐れもある。だから当然、日本も右往左往しなきゃいけないんだけれども、しかし皆さん、ニュースであれっ?と思われたことあるでしょ。たとえば日本の三菱UFJがアメリカの証券会社の株の2割を1兆円近くのお金をぽんと出して買いに出たり、あるいは野村ホールディングスもつぶれたリーマンの部分買収をやったりしてるわけですよ。ということは、なぜかと言うとですね、これは麻生さんの功績じゃなくてね、日本は13年ぐらいの長い長い不況に苦しんだおかげで、いわゆるネオバンク、大銀行はもうリストラも整理も終わっててですね、不良債権持ってないから。世界の中でメガバンクで不良債権ないのは日本の大手だけだから、そうやって今、買いに出てるわけですよ。そうすると麻生さんとしてはですね、ひょっとしたらね、つまり日本が世界のつぶれていく物買ってるんだから、上手くやっていけば日本が救世主になれるかもしれない。世界の金融恐慌を防ぐための救世主になれるかもしれないから、それを逆に考えたらですね、麻生政権だけの力じゃなくて、この日本のメガバンクの力なんかも借りたら、『麻生政権、経済でやるじゃないか』っていうね、国内と国際評価を受けるかもしれんというふうに思ってるわけですよ。取らぬ狸の皮算用の恐れはありますけれども、そう思ってることはもう間違いないですね。で、その上で麻生さんが一番変わったと思うのは、実はこれなんです」

image[081001-11burasagari.jpeg]村西利恵
「一番変わったところ、それは『ぶら下がり取材を逆手に取る』」

青山繁晴
「はい。はっきり申して、麻生さんは記者が大嫌いです。で、さっき言いました、その吉田茂首相をずっと憧れにされてますから、吉田茂さんっていう大物首相、もちろん僕ら誰も生まれてませんよ、しかし記録を読むと、記者がものすごい嫌いだったとか、はっきりしてるわけですね。それからたとえば僕は政治部の記者になった時にね、『青山くん、麻生さんとこに取材に行く時には三揃えで行け』と言われたんですよ。で、僕はびっくりして『いや、記者というのはどんな物を着ても自由でしょう?』と言ったら、『いや、わかるけど、麻生さんはだめなんだ。ブレザーを着てただけで追い返された記者が何人もいるんだ』と」

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