河野洋平〜特定アジアにおける輝かしい功績(加筆)
2008.09.30 Tuesday 00:56
くっくり
少なくともこの4カ月前、2005年9月に行われた衆院選での自民党の公約では、「自主憲法の制定は、わが党立党以来の党是である」として、新憲法制定のための「国会法の一部を改正する法律案」および「日本国憲法改正国民投票法案」の早期制定を目指すと発表されていたわけですし。
河野は言う。「憲法改正にあれだけ政治的エネルギーと時間を使うなら、なぜ教育を立て直すためにエネルギーと時間を使わないのか」と。
これ、私に言わせれば、「河野洋平は特定アジアにあれだけ政治的エネルギーと時間とカネを使うなら、なぜ教育を立て直すためにエネルギーと時間を使わないのか」ですよ。
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●訪日した胡錦濤に媚びまくる 平成20年(2008年)
・5月8日付産経新聞<【胡錦濤氏訪日】国会議事堂を訪問 河野議長が歓待>
来日中の胡錦濤中国国家主席は8日、国会議事堂を訪ね、河野洋平衆院議長と会談した。河野氏は胡主席を衆院本会議場に案内し、議長席に座らせる歓待ぶりをみせた。
河野氏はチベット問題には触れず、「中国国内の問題は中国の主権内で合理的に処理すべきだ。北京五輪も上海万博もぜひ成功してほしい」と述べた。
胡氏は河野氏について「日中友好関係構築の立役者であり古い友人として知られている」と賛美。「日中関係はもっとも重要な二国間関係であり、世界の中の日中関係だ」と持ち上げた。
「中国国内の問題は中国の主権内で合理的に処理すべき」。この発言は2008年5月8日のものです。
その約2カ月前、チベットで民衆蜂起があり、中共はこれを武力で鎮圧しました。
聖火リレーと連動した欧米各国での抗議活動とも相まって、胡錦濤訪日当時チベット問題が国際的に大きな問題になっていたのは、皆さんの記憶にも新しいところでしょう。
河野は明言はしていないものの、「中国国内の問題」がチベット問題を示唆しているのは明らかです。
それにしても、何と冷たく恐ろしい言葉でしょう。私には「チベット人を合理的に処理せよ」と弾圧を奨励しているようにしか聞こえません。
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