「ムーブ!」五輪後の中国を襲う数々の問題(中国毒餃子も)

2008.09.02 Tuesday 01:47
くっくり



堀江政生
「なるほど、なるほど」

須田慎一郎
「10%前後で、ちょっと過熱してる傾向を抑え付けていこうと。ただ、じゃあこれまで通り成長を遂げていくのか、これまで通りの延長線上に中国経済が置かれるのかというと、私はそうは見てないんですよ。やっぱりエネルギー需要、特に石油のですね、消費の部分が中国経済にやっぱりある程度の影響を及ぼしていくだろうなと。それはどういうことかと言うとですね、実は一昨年から去年にかけて、中国のこのエネルギーの消費というのはだいたい7割が石炭なんですね。残り3割が石油なんですが、国内産の石油よりも海外から輸入する石油の方が小さかった、少なかったんですね。ところが昨年あたりからですね、輸入の方が大きくなってきた。つまり海外の原油価格の上昇、高騰がですね、中国経済にもろに影響を与えるようになってきた。この問題についてどう対応をしていくのか、これがちょっと注目ポイント。で、来月、実はですね、ほとんど報道されてないんですが、中国の南京で、サマーダボスというのが、ダボス会議ってありますよね、あれの夏バージョンというのが来月開かれて、私もちょっと取材に行く予定になってるんですが、まあそこでどういった議論が出てくるのかね、ちょっとここの部分を注目してもらったらいいんじゃないかなと思いますね」

堀江政生
「続きまして、こちら民族問題、こちらも問題山積でありまして、やはりオリンピック期間中にいろいろありました」

image[080826-18uiguru.jpeg]関根友実
「はい。オリンピック前なんですけれども、今月の4日です。こちらですね。新疆ウイグル自治区のカシュガルというところで、武装警察の国境警備隊施設が襲撃されるという事件が起きました。この事件で16人が死亡、16人が負傷するという惨事になりました。犯人の2人は逮捕されたんですが、詳しいことは伝えられていないということなんですね。分離・独立勢力によるテロではないかとは見られています。さらに10日です。同じく新疆自治区のクチャという町で、公安局、政府機関、スーパー、ホテルなどに手製の爆弾を載せた車が突入し、あわせて12回の爆発が起きました。容疑者、警備員11人が死亡するという惨事です。分離・独立勢力によるテロではないかとこちらも見られています」

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