アフガン日本人拉致殺害で感じたこと(細切れぼやきも)
2008.08.30 Saturday 02:50
くっくり
活動を仕切っている幹部の人たちがこういう認識では、現場で実際に動いていた伊藤さんのような人たちは、たまったものではないと思います。
8/29付の産経社説にもちらっと書かれていますが、中村医師は米軍の攻撃、自衛隊の派遣に反対し、タリバンに理解を示すような発言がこれまでにありました。
「日暮れて途遠し」さんによれば、たとえば昨年10月にはテレビ番組で、このように発言されています。
アフガン農民そのものが武装勢力であるということを皆忘れていると思います。で、しかもタリバン、タリバンというけれども、このタリバンというのは土着のいわば国粋主義運動である、ということは、アフガン農民なら誰でもがタリバン的な要素があるということ。テロリスト集団とひとまとめにして言われますけれども、実際には人々の心に訴えるなにものかを持っているわけで、殆どの民衆はそれを支持しているんですね。
中村医師は関西テレビの「アンカー」にもインタビュー出演されたことがありました。07/10/24放送分です。
その際、青山繁晴さんは中村医師らの活動を評価する一方で、中村医師がインド洋での日本の給油活動に反対していることについて、「日本の給油というのは(対アフガンの)爆撃機に油を入れてるんじゃなくて、あくまで海上阻止行動なんで、海を使ったテロリストのための運搬とかテロリストの利益になることを阻むためにやってますから、そこはその、むしろアフガンの中にいると見えない部分だと思います」と、しっかり批判もされていました。
また、青山さんは「日本やあるいは欧米諸国の支援(民生レベルでの支援)でそれ(灌漑事業など)やろうとしたら、それはイスラムの敵だと言ってテロリストがやって来るのも事実なんですよ。市民に水が渡る事業なのに、それがイスラム教徒以外がやると全部敵だっていう話になるのがテロの世界なんで、そこはやっぱり治安維持をやらなきゃいけないわけですよ」とも言われてました。
青山さんの方がよほど現実を理解していませんか。
[7] << [9] >>
comments (17)
trackbacks (0)
<< 「アンカー」福田ピンチで新首相候補は4人
福田首相辞任表明で取り急ぎ >>
[0] [top]