「アンカー」福田改造内閣の陰に麻生幹事長の賭け
2008.08.08 Friday 02:24
くっくり
image[080807-17yonnyaku.jpeg]青山繁晴
「はい。その通り、これ出して下さい。これが党四役の記者会見の絵ですけど、その通り、ここに古賀誠さんがいらっしゃるわけで、これどういうことかと言うと、いったん総理が約束したのに、この古賀さんがその情報をキャッチして、総理にこれはだめですと、私は選挙をちゃんと預かってるんですと。ね。古賀さんらしい、ドスの利いた(一同笑)迫り方をしたら、福田さん、ころっとこけて、その麻生さんの約束を破ってしまった」
一同
「へー」
青山繁晴
「で、麻生さんもすっごく若いですけどね、ものすごく若いけれども、この9月20日に68才になります。そうすると、やっぱり最後の賭けっていうところ、ある。だからこそさっき元首相の1人は、麻生さんの賭けなんだと。福田さんといういわば泥船と言われるところに乗り込んだ賭けだけれども、そのギャンブル、賭けの最初にいわばこう、つまづいてるわけですね。そしてこの、今みんながニコニコして、手握り合ってるこの党四役の記者会見、これあの、視聴者の方にこのコーナーっていうのは、こうニュースを見る時のコツみたいなこともね、僭越ながらお話ししてるんですけど、こういうね、記者会見でね、けっこう本音が出るんですよ。だからそれもね、今後注目してほしいんですけど、古賀さんは記者会見でね、こう言ったんです」
image[080807-18kogakaiken.jpeg]村西利恵
「『大筋の方向付けは事務的にやらせてもらい、すべて麻生幹事長に相談しながら決定させてもらう』」
青山繁晴
「はい。これあの、記者会見ではちょっとこういう言い方どうかと思うけど」
村西利恵
「横に麻生さんがいる状況で話されたんですよね?」
青山繁晴
「そうです。それで記者の方が、最近にはちょっと珍しい突っ込んだ質問をしてね。古賀さんに対してね、実力幹事長の麻生さんが幹事長になって、選挙は普通、幹事長がやるでしょ。古賀さん何するんですか?という意味のことを聞いたんですよ」
一同
「ほーー」
青山繁晴
「珍しくズバリ聞いたわけですね。そしたら古賀さん、一瞬、言いよどんだ。ね。やっぱり一瞬ためらった。しかしその後ね、何ていうか古賀さんらしく、またドスの利いた表情に表情に変わってね、こう言ったんですよ。これね、言葉がね、政治家の言葉でなかなか分かりにくいでしょうから、ちょっとあえて解説するとですね。『大筋の方向付け』と。この意味はね、『根本の方針』ですよ。ね。大事な方針は『事務的にやらせてもらい』、『事務的に』って、ね、こういう言葉うまく使ってるけど、これは要は『事務を預かるところの選対委員長がやらせていただく』と言ってるわけです」
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