「アンカー」福田改造内閣の陰に麻生幹事長の賭け
2008.08.08 Friday 02:24
くっくり
image[080807-12hanran.jpeg]村西利恵
「改造内閣の真のポイントは、『公明党の反乱をどうするか?』」
青山繁晴
「はい。これはこの『アンカー』でも申しましたけど、本当はこの太田代表含めて公明党が、福田さんを見限り始めてる深刻な状況に立ち至った。そして、だからこそ福田さんはこの人にお願いしたんです。はい、改めて出して下さい」
image[080807-13asou.jpeg]村西利恵
「それが麻生新幹事長」
青山繁晴
「はい。逆に言うと、麻生さんが引き受けた理由、あるいは麻生さんが引き受けた新しい役割というのは、公明党との関係の修復なんですね。しかしそれだけじゃなくて、麻生さんが態度を変えた、つまり態度を変えたっていうのはですね、もともと去年の秋に、9月に福田政権ができた時に福田さん、すぐ麻生さんに入閣して下さいと言いましたが、それ断った。その後、福田政権にずっと非協力を貫いてきた。しかし、実はその改造の少し前から、幹事長だったら受けるって話は、実は流れてきてたんです。だから実はこの『アンカー』でも言いましたけども、もし麻生さんが外務大臣になったらそれは大サプライズ、この内閣のイメージも一新されたんだけど、幹事長だから実はサプライズじゃないんだけど、ないけれども、麻生さんが福田さんと最後に会談した、幹事長を受ける前に、受けるために会談したその時に、実は重要なポイントがありました。で、それはですね、ちょっと出して下さい」
image[080807-14asoufukuda1.jpeg]青山繁晴
「一部報道などではね、あるいは週刊誌などでは、福田さんが麻生さんに禅譲すると、禅譲するって難しい言葉ですけど、総理総裁の座をお譲りするということを約束したから、密約があったから麻生さんは幹事長を受けたんだって話になってますが、それは2つの意味で違います」
村西利恵
「違うんですか」
青山繁晴
「もともと幹事長だったら受けるって話はありました。その後に密約があったからではない。それからもう1つはね、いくら何でもね、麻生さんが福田さんに『あなた譲ってくれますか』と言って、福田さんが『そうですね、譲ります』とか、そんな話するわけがないわけです。そんなことはありません。福田さんがね、『常識で考えてもらったら、そんな話するわけがないでしょうと分かるはずだけどな…』、福田さん、言ったじゃないですか。これは福田さんの、ある意味福田さんらしい部分でもあって、これ本音を言ってるわけですよ。その通り、そんな話をしたんじゃなくて、麻生さんは幹事長なら受けるってことは前から話があったからこそ、最後に受ける時に条件がありますってことをはっきり、福田さんにはっきり言われたそうです。福田さんの側の側近によればですね、これ2つあってですね。2つの条件……」
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