「アンカー」福田改造内閣の陰に麻生幹事長の賭け
2008.08.08 Friday 02:24
くっくり
一同
「へえー」
青山繁晴
「ところが、そのまま止まっちゃってるわけですよ。ね。それを麻生さんが、何とかこれ動かしたいと思ってる。でもこれがやっぱりだめとなったら、今度は逆にこれ、民主党の小沢さんが『いや、アフガンだったら行けるんだ』と独自の理論を展開してますね。いわばそれに寄り添う形で、これも実は水面下で検討を始めてると。いずれにしても麻生さんは思い切ってインド洋はやめようと、そのかわり日本が、たとえば自分のタンカーの護衛だから国際社会の理解得られるかどうか分かんないけど、要するにテロとの戦い、日本なりにやってますよってこと、別な形で見せようってことを模索してます。ま、麻生さんの大胆な発想がないと、これはそもそも検討もないと思いますけれどね」
image[080807-21koumeihousin.jpeg]青山繁晴
「はい、もう一つ、もう一つの『解散総選挙は遅くても来年の1月』(先ほどのパネルに戻る)。で、実はこの幹事長、麻生さんの周辺も含めてですね、やっぱりもう来年1月になるんじゃないかなという雰囲気になってるんですよ。ところがですね、さっき言いましたね。たとえば中山恭子さん、拉致問題担当大臣、実は何もできないかもしれない。ね。ということは、先に行けば行くほど、実はたとえば残念ながら室井さんの期待ともひょっとしたら違って、実力が発揮できない内閣であることが、だんだんばれるかもしれない。だから本当に、さっきね、『度胸だめし』って書いたのは、実はこのことなんです。本当にやるならこれしかない」
image[080807-23ikinari.jpeg]村西利恵
「『9月の臨時国会でいきなり解散総選挙へ』」
一同
「(ざわざわ)」
青山繁晴
「これ麻生さんが今、考えてるって意味ではありませんよ。ありませんが、実は自民党の中で秘かに、これはまだメディアに出てませんけど、囁かれてるのはですね、というか、この一昨日の月曜日からこの話は水面下で動き始めたんですけども、公明党の要求通り臨時国会は9月の下旬にずらそうと。しかしその後、たとえば補正予算とかそういう審議をするんじゃなくて、いきなりそこで、冒頭で解散して総選挙をしてしまえと。そうすると、まあ室井さんの話も含めてね、国民の期待がまだ福田内閣にあるうちに選挙ができる。そして民主党は油断してると。油断してるから、たとえば小沢さんと前原さんの政策の違いなんかはまだ整理しきれないまま、小沢さんだけが、あの人ほんとの選挙通だから、いや、選挙は近いかもしれんと言ってるけど、民主党の中はそうじゃない。だからもう本当に勝とうとするなら、麻生さんが最後の賭けに本当に勝とうとするなら、これが一番いいわけですよ」
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