中国武装警官が日本人記者らを拘束・暴行

2008.08.06 Wednesday 01:45
くっくり


中国・ウイグル自治区でNNN記者一時拘束(日テレNEWS24 8/5 12:35)
 中国・新疆ウイグル自治区で起きた警察施設の襲撃事件で、警察当局がメディアの排除に乗り出し、取材していた日本テレビ中国総局・勝田真司記者ら日本のメディア関係者も一時、拘束され、暴行を受けた。
 勝田記者は新疆ウイグル自治区カシュガルの事件現場付近で、激しい取材妨害を受けているメディアを撮影していたところ、2〜3人に羽交い締めにされ、髪の毛をつかまれて、武装警察と公安警察の国境警備隊の建物の敷地内に連れ込まれた。そこで地面にしゃがまされ、顔を地面に押しつけられ、腕をねじり上げられた。さらに顔を2〜3発殴られた。その後、「動くな」「しゃべるな」「電話に出るな」と命じられ、何の説明も受けないまま、その場に立っていた。勝田記者のほかにも日本の新聞社のカメラマンと香港メディアの関係者が拘束されていた。約2時間後、公安警察の私服警官が現れて解放され、滞在先のホテルで事情を聴かれた。
 今後、あらためて地元政府などから事情説明が行われる予定。

「暴行受ける理由ない」 武装警官に憤り 本紙記者ら拘束で(東京新聞8/5 18:09)
 【カシュガル=池田実】「暴行を受ける理由はなく、納得がいかない」。新疆ウイグル自治区カシュガルの事件現場を取材しようとしていた本紙カメラマンの川北真三記者(38)は武装警察官に対し、憤りをみせた。
 拘束されたのは、テロ事件発生から半日以上たった4日午後10時45分ごろ。カシュガルに到着し、トラックが突っ込んだ現場に向かっているところだった。
 現場では10人ほどの各国ジャーナリストが取材していたが、「突然、数人の武装警察官に取り囲まれ、そのまま身体の自由を奪われ、連れ去られた」。
 テロ事件現場からやや離れたところでは、取材中の日本テレビの記者も突然武装警察官に羽交い締めにされていた。
 川北記者は、脇腹をけられ、頭を足で踏み付けられた。またテレビの記者はあごなどを殴られたという。
 武装警察官はカメラマンらに対して撮影した内容について強く尋問。軟禁状態の間、彼らは辺境部隊内の敷地内で武装警察らが銃に実弾をこめる場面などを見ていた。

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