「報ステ」チベットから僧侶の姿が消えた

2008.08.02 Saturday 01:46
くっくり


image[080728-05camera.jpeg] 防犯カメラもやたらと目に付く。
 市内に住む人によれば、暴動後、チベット族が大勢集まる広場などに多数の防犯カメラが設置され、人々は常に監視されているという。

 あの暴動後、一変して僧侶たちの姿が消えたというラサ市内。
 取材班が街を周回していても、確かにその姿はない。

image[080728-06tumeato.jpeg] 一方、暴動の爪痕は当時のまま残されていた。
 4カ月もの間、直されることもなく――。

image[080728-07potara.jpeg] 暴動の背景には何があるのか。
 その要因のひとつとされるのが、拡大する経済“格差”だ。

image[080728-08tetudou.jpeg] 経済発展の明暗を分けることになった青蔵鉄道(チベット自治区−青海省)。
 一昨年の開通以来、多くの人をラサに呼び寄せた。

image[080728-09joyaku.jpeg]ラサ駅 徐海平助役
「去年のピーク時は1日約4000人がラサを訪れました」

 中国のチベットに対する政策は、この鉄道建設に象徴されるような社会開発などに重点を置いている。
 チベット自治区の総生産は、ここ5年間で倍増した。

 【テロップ:
  チベット自治区総生産
    2002年=約162億元
    2007年=約342億元(新華社による)】

 しかし、その恩恵を得るのは主に漢民族だという。

image[080728-10tanaka.jpeg]田中智子

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