「アンカー」福田内閣改造迷走の裏側(付:竹島で韓国軍演習)
2008.07.31 Thursday 02:14
くっくり
「はい。あの、これはこの番組でもかなり申しましたけれどね、まず、この前(7/28以前)がほんとはあってですね、7月9日に洞爺湖サミット終わりましたね。その翌日の7月10日にこの番組で申しましたけど、甘利経産大臣と僕が話した時に、甘利さんは『いや、青山さん、私、ジュネーブのWTOの会合から帰ってきたら、もう大臣じゃなくなるんだよ』と言った。つまり福田さんが、本人はサミット大成功だと思ったから、高揚した気分で、翌日に甘利経産大臣も含め主要大臣に、もう改造だからねということを囁いたという事実があったわけです。で、それからすると、さっき申しました通り、一昨日頃の内閣改造になったはずで、そうすると新しい大臣が1カ月、十分用意できるから、8月下旬に臨時国会召集ができて、それで福田内閣はそのインド洋での給油も続けて、来年3月には平成21年度の予算案も無事成立させて、で、その後、ここに『衆院解散〜総選挙』って書いてますが、ここまで来て解散するっていうことは、すなわち、たとえば民主党と事実上の話し合い解散をすると。ね。福田さんにとってはこれがずーっと円満な政治日程だったわけです。で、それを水面下で公明党に打診したら、さっき言った通り、公明党から反乱が起きた。ね。まずこれ(臨時国会)9月下旬にずらせと。ということは、もうインド洋をあきらめろっていうことだし、それから衆院解散の時期についてはこんな遅くじゃ困ると」
青山繁晴
「どうしてかと言うと、一つは来年の6月から7月にかけてですね、東京都議会選挙ってあるんです。大阪ではちょっと馴染みないかもしれないけど、公明党にとっては東京都議会っていうのは、一番のいわば拠点なんです。それと衆議院の解散総選挙が近すぎたらですね、もう支持母体の創価学会も含めてね、もうエネルギーが出尽くしちゃうから、それやめてくれと、もっと早くやってくれと。ね。早くやるためにはもう臨時国会も短くやってくれということで、そこで公明党の反乱ということが表に出てきたんですが、こういう日程的なことに加えてですね、実はもう一つ非常に重大な要素があるんです。それがこれです」
image[080730-07ozawa.jpeg]村西利恵
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