「ムーブ!」をほめ殺す

2008.07.05 Saturday 02:04
くっくり


注4)画像は例によってテレビ画面をデジカメで撮影。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


■6/30(月)出演:花田紀凱、山本譲司、勝谷誠彦

・ムーブ!をほめ殺す(花田紀凱)
image[080704-01hanada1.jpeg] 雑誌の誌名タイトルくらい難しいものはない。
 タイトルがある程度、中身を規定する。
 それにタイトルになりそうな言葉は、たいていどこかの出版社がすでに商標登録している。

 ある雑誌を創刊する時にタイトルを考えあぐねていたら、部員のひとりが「天と地」というのを出した。
 古臭いタイトルだなとは思ったが、何しろ行き詰まっている。

image[080704-02hanada2.jpeg] 念の為、特許庁のデータで調べてみた。ちゃんと登録してありました!
 なんと、かの山口組の組報というのか機関誌のタイトルが「天と地」だったのである。もし知らずに使っていたらエライ目にあうところだった。

 そういう視点から見ると、『ムーブ!』というのはいいタイトルだ。次の雑誌を創刊する時にはいただきたいくらいだ。

 研究社の英和辞典を引いてみたら、「ムーブ」の他動詞には大きく分けて三つの意味がある。

 一、動かす 二、感動させる 三、提案する

 ものごとを動かし、感動させ、提案をする――。
 これほど情報番組にふさわしいタイトルはちょっとあるまい。
 しかもぼくの大好きな!マークまでついている。
 このタイトルが決まった時に『ムーブ!』の大成功は約束されていた。

 念の為、三省堂のコンサイスも引いてみた。
 すると「ムーブ」には四番目の意味として、こんなものがあった。

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