2008.07.05 Saturday 02:04
くっくり
image[080704-01hanada1.jpeg] 雑誌の誌名タイトルくらい難しいものはない。
タイトルがある程度、中身を規定する。
それにタイトルになりそうな言葉は、たいていどこかの出版社がすでに商標登録している。
ある雑誌を創刊する時にタイトルを考えあぐねていたら、部員のひとりが「天と地」というのを出した。
古臭いタイトルだなとは思ったが、何しろ行き詰まっている。
image[080704-02hanada2.jpeg] 念の為、特許庁のデータで調べてみた。ちゃんと登録してありました!
なんと、かの山口組の組報というのか機関誌のタイトルが「天と地」だったのである。もし知らずに使っていたらエライ目にあうところだった。
そういう視点から見ると、『ムーブ!』というのはいいタイトルだ。次の雑誌を創刊する時にはいただきたいくらいだ。
研究社の英和辞典を引いてみたら、「ムーブ」の他動詞には大きく分けて三つの意味がある。
一、動かす 二、感動させる 三、提案する
ものごとを動かし、感動させ、提案をする――。
これほど情報番組にふさわしいタイトルはちょっとあるまい。
しかもぼくの大好きな!マークまでついている。
このタイトルが決まった時に『ムーブ!』の大成功は約束されていた。
念の為、三省堂のコンサイスも引いてみた。
すると「ムーブ」には四番目の意味として、こんなものがあった。
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