2008.07.05 Saturday 02:04
くっくり
『ムーブ!』がこれを完璧にわきまえた番組作りをしていることは、視聴者の皆さんが一番よくわかっておられるはず。
あッ、いい忘れるところだったが、私自身が最も好きな政治家の言葉は、保守合同の立役者である三木武吉のいった「誠心誠意、嘘をつく」である。
image[080704-21waka1.jpeg] 大阪の福島に、『ムーブ!』という名の素晴らしいサファリパークが存在する。
そこでは、右から左、メスからオス、多毛から無毛までの、多種多様なコメンテーターという動物が、放し飼いにされている。
このコメンテーターという動物は、まだ進化の初期段階なので、寄生動物なのか自生動物なのか、益獣なのか害獣なのか、判然としないが、その生理構造からして、常に言語を発し続けなければ餓死するという、特異な体質をもっている。
そのため『ムーブ!』では、日々、コメンテーターたちに時事的な刺激と小銭を与え、この動物が餓死の一歩手前のノンモン(無発言状態)に陥らないよう、最善の注意を払ってきた。
また、このサファリパークは入場無料なので、客は引きも切らずやってきては、愛顧するコメンテーターの頭を撫でたり、餌をやったりするが、コメンテーターの意見が気に入らないと、突然豹変し、怒鳴ったり、足蹴にしたり、石を投げたりする。
そこで『ムーブ!』としては、管理上の必要性から、コメンテーターを客に接触させる時間を、夕方の二時間に限定。
さらに、コメンテーターの品位や思想傾向、あるいは、腕力や発情の度合いによって、これを月曜から金曜までの五つの檻に分別収容し、日替わりで公開するようになったのである。
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