「ムーブ!」をほめ殺す

2008.07.05 Saturday 02:04
くっくり


 関西以外の方は分からないと思うので、いちおう解説。
  『チンプンカンプン』=ちちんぷいぷい(毎日放送)
  『アカンカー』=アンカー(関西テレビ)
  『よろず屋』『なんでも屋』=ミヤネ屋(読売テレビ)
 いずれも『ムーブ!』の裏番組です。ちなみに宮崎哲弥さんはまさにこの日(7/3(木))、『アンカー』に出演されていました。初出演です。


・ムーブ!をほめ殺す「言ってはいけないことを言える番組を目指す?」(藤井誠二)
image[080704-17fujii1.jpeg] 私が『ムーブ!』に今年の二月から出演をさせていただくようになってから、京都のとある寿司屋で『ムーブ!』を語る会なる怪しげだが、アツい集まりがもたれるようになった。

 もともとは私がその店にたまに顔を出していたのだが、レギュラー出演を機に、とりわけ木曜日の『ムーブ!』を観た人びとがオンエア後に三々五々集まるようになった。

 語る会では『ムーブ!』が扱ったテーマや事件、はてはコメンテーターのコメント内容に至るまで批評を繰り広げる。
 メンバーは中学の教師や大学教員、公務員、宮司などバラエティにとんでおり、オンエアをその寿司屋で観ている御仁もいる。

 私がたまにオンエア後に顔を出すと議論は一気にヒートアップするのは当然なのだが、「あの議論、よかったですわ。おもしろかったですよ」と言われるとほんとうにうれしい。
 中学の教師に『ムーブ!』の私の『事件後を行く』を授業で教材として使わせていただきました、と報告を受けたときには望外の喜びを感じた。

 私がたまに通う店という要素を差し引いても、一つの情報番組について大の大人たちが何時間も議論をする光景はそうめったにあるものではあるまい。

image[080704-18fujii2.jpeg] ときどきその座の中に私も加わることになるのだが、関西の人たちはコメンテーターの過激な発言や、喧々囂々(けんけんごうごう)の異論が飛び交うのを好む傾向が強いことがわかる。
 予定調和的、あるいは無味乾燥なコメントや議論では、「観た気がしない」。


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