「アンカー」北朝鮮問題と洞爺湖サミット 中国が正式加盟!?

2008.07.03 Thursday 02:59
くっくり


 ウンギョンさんに会いに行かないのか?という質問に対しては――

横田早紀江
「一回会うと、向こう(北朝鮮)はまたその人を、今度はカードにして、いろんなことに使われると私、思ってるんですね。あの、孫がね。そうすると、また非常に残酷な人生を○○せることになるので(聞きとれず)、そのような一瞬の喜びは我慢ができます。これだけ長いこと苦しんできたわけですから」

 拉致被害者家族会、その願いは届くのでしょうか。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「まず室井さんは、横田さんご夫妻の言葉、どのような思いで聞かれましたか?」

室井佑月
「いや、もうほんとに切ない思いで聞いてましたけど、横田(滋)さんが、あの、アメリカに解決を求めてるわけじゃなくて、協力をお願いしてるって言ってたじゃないですか。でも本当はそれって言うのも日本の国じゃないとおかしいわけですよね。だって日本人が誘拐されたわけなんだから、日本の国が率先してアメリカに協力してもらって解決まで持っていくっていうのは、日本の国じゃなきゃいけなかったじゃないですか。なのに、あの、冷却塔の爆破もあったけど、あの中、何も入ってないっていうのはもうみんな日本国民って、知ってる人は知ってるわけでしょ。それなのにずっとその、何て言うか、ずっとその茶番って、アメリカにつき合って続けていくのかなって思って」

山本浩之
「ああ、おっしゃる通りですね。で、政府関係者から出てくる言葉っていうのは、いつもアメリカ頼みですからね」

室井佑月
「そう。それであの、拉致の問題も解決するって考えてるって政府の人たちが言うけれども、全部口ばっかりじゃないですか。どうしてだろうって思いますよね」

山本浩之
「そうですね。えー、青山さん、今日のこの特派員協会での講演の言葉を聞いていかがですか」

image[080702-91studio1.jpeg]青山繁晴
「うーん、あの、今、室井さんがね、言ったことは、この国、私たちの祖国は民主国家なので、本来この国の一番良心的な部分っていうのは、僕たちが選んだ政府であり総理であるはずが、それがはっきり言うと、特にこの拉致問題について、日本国民が誘拐されたことについて全く非良心的で、それなのに一民間人に過ぎない、本来は過ぎない横田さんご夫妻が、ほんとにこの国の良心の、良い心の象徴ですよね。それは室井さんが指摘した通り、『アメリカに解決してくれと言ったことはない』と、あの温厚な横田滋さんがね、本当は内心のものすごい怒りを抑えながらおっしゃってたでしょ。それから早紀江さんの方は実は踏み込んだことをおっしゃってて、『今回のような間違った外交の進め方をすると、生きてる自分の娘も含めて被害者が消されるかもしれない』と。つまりはっきり言うと、『殺されるかもしれないという恐怖と闘ってるんですよ』ということを、非常に穏やかな口調だけどズバリ言われてるわけですよ。民間人にそれができて、なぜ僕たちが選んだ政府の人間がそれをできないのかと。僕たちの民主主義はいったい何なのかということまで突き当たりますよね」

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