「アンカー」北朝鮮問題と洞爺湖サミット 中国が正式加盟!?

2008.07.03 Thursday 02:59
くっくり



image[080702-03bakuha.jpeg] 先週、核施設の冷却塔を爆破し、核問題解決への姿勢をアピールした北朝鮮。

 爆破の前日、北朝鮮が提出した核計画の申告書は、核兵器について一切触れられていないという不完全なものでした。

 しかし、アメリカのブッシュ大統領は、45日以内に北朝鮮に対するテロ支援国家の指定を解除する方針であることを高らかに宣言。

 拉致問題については――

image[080702-04bush.jpeg]【アメリカ・ワシントン 先月26日】
ブッシュ大統領
「アメリカは日本の拉致問題を決して忘れないでしょう」

 これに対し拉致被害者家族会は――

image[080702-05masumoto.jpeg]【先月26日】
拉致被害者家族会 増元照明事務局長
「『忘れない』という言葉は絶えず聞いているんですが、忘れないのであれば、やはり協力をしていただかなければならないし、日本政府は協力を求めていくべきだったと思います」

 テロ支援国家指定解除で、拉致問題解決はまた遠のくのでしょうか。

 30年にわたり娘、めぐみさんを捜し続けている横田さん夫妻は、講演会でこう訴えかけました。

横田早紀江
「テロ支援国家の解除という形で、ブッシュさんが今度あちらの方針を決めましたけれども、そのことを通して、北朝鮮の指導者がどのような形で本当に誠実に動いてくるのか、あいかわらず今までのように、本当に冷酷なものが見えてくるのか、今、非常にそれが世界中の目に捉えられてくるようになりました」

image[080702-06sigeru.jpeg]横田滋
「アメリカに対して、あの、協力はお願いしてるんですけど、あの、解決をお願いしてるんではないわけです。〈VTR中略〉やはりあの、この問題はまあ最終的には、あの、ま、二国間で解決すべき問題だと思っております」


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