「ムーブ!」テロ支援国家指定解除 重村さんの解説
2008.06.28 Saturday 03:33
くっくり
堀江政生
「これは潤いますか?北朝鮮は」
重村智計
「これはあの、まあ金融制裁があるんですが、事実上潤いますんで。何があるかというとですね、一つは北朝鮮と中国の間で渤海(ぼっかい)湾の海底油田の契約がもうできてるんですよ。で、これは35億ドルを掘削料として払う、約4000億円ということになってるんですが、中国政府がですね、テロ支援国家指定が解除されなきゃだめだって言ってストップかけてたんです。このストップが終わるわけです。そうすると4000億円がですね、入ってくる可能性が…」
関根友実
「大きいですね」
重村智計
「ええ。さらにそのアジア開発銀行、まあ世銀(世界銀行)もそうですけど、融資ができる。だからまあ借款ができるということで、お金が入ってくる可能性はまあ展望、見通しが立つということですね」
関根友実
「じゃあまたマネーロンダリングとか…」
重村智計
「ええ。そうすると、もう日本とあまり交渉しなくてもいいということに…」
山本健治
「ということは、マネーロンダリング、いらんようになるわけでしょう、これやってね(一同同意)。だからもう勝手にね、やれるわけでしょう?」
重村智計
「問題はね、この金融制裁がまだ続いてるんですよ。で、アメリカの金融制裁はアメリカの銀行が北朝鮮にドルを送金しちゃだめということなんで、この金融制裁がついてると北朝鮮に対するドル送金はできないと。ただ、他の資金では可能」
堀江政生
「ただ、日本と交渉しなくてもよくなってしまうということは大きいわけですね。これ福田総理、どうしたらいいのかと。昨日こういうことを言ってます」
…………………………VTR開始…………………………
【昨日(6/26)】
記者
「拉致問題の進展に向けて、総理は北朝鮮に対してどのような働きかけをしていこうというお考えでしょうか?」
image[080628-14fukuda.jpeg]福田総理
「それは、もう、あのー、おー、あれです、その、えー、拉致問題の解決に向けて、ま、従来もそうですけどもね、しっかりと対応していくということです。それに尽きます」
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