「アンカー」ガス田合意の裏側&北のテロ支援国家指定解除へ
2008.06.26 Thursday 03:19
くっくり
image[080625-02misairu.jpeg]青山繁晴
「だから2006年10月の3カ月前に、2006年の7月に、皆さん覚えてますよね。夜明けから始まった7発の弾道ミサイルの発射実験があったじゃないですか。そしてね、今これ残念ながら出てる絵(VTR)ね、この絵が間違いなんですよ。別に関テレだけじゃなくて日本のテレビはこればっかりやってますけどね。これテポドン1号っていうんですが、そもそももっと昔のやつなんですけど、これ見たら分かるでしょ。2段式になってたでしょ。で、あの7発のうち1発だけね、この2段式…」
image[080625-03ao.jpeg]青山繁晴
「ちょっと僕の手、映して下さい。1発だけ2段式になってたやつがあるんですが、これ2段式、どうしてかというと遠くまで飛ばすためです。で、この1発だけがアメリカに向けたやつだった。これテポドン2号なんです。さっきの絵はテポドン1号なんですけど、未だにあの2006年7月の弾道ミサイルの発射を私たちの国のメディアはテポドン2号と呼んでるんですが、テポドン2号はどうでもいいんです。どうしてか。そのテポドン2号は2段式で最初、下からこう出て飛んでるでしょ?2段目が切り離されて上のここの燃料タンクがこう出て、飛んでる2段目が切り離されて、上のここの燃料タンクが燃えてさらに遠くへ飛んでいくんですが、日本海から拾ったらですね、この切り離した後のこっちの(上の)燃えるはずのここが、燃料タンクは空だったんです。北朝鮮が1滴も入れてなかった。すなわちアメリカに対して、『我々はこういうロケットを作れるけど、アメリカ様、あなたには撃ちません』と。燃料タンクは空ですと見せたんです」
山本浩之
「意思表示だと」
青山繁晴
「はい。そういうメッセージだからアメリカの態度が変わっていって、問題は私たち日本にとっては7発撃ったうちの残りの6発は日本や韓国をターゲットにしたもっと短いやつなんです。それはものすごく性能が上がったわけです。で、今回の核申告っていうのは、その日本に撃ち込めるミサイルの上に載っける核爆弾も不問に付す、このミサイルも不問に付すと。だから要は日本にはこの脅威が膨らんだままになるということが、今回の核申告なわけですね」
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