「アンカー」ガス田合意の裏側&北のテロ支援国家指定解除へ

2008.06.26 Thursday 03:19
くっくり


「核の問題が解決する方向に進むのであれば、歓迎すべきことですよ」
「そういうこと(拉致問題)は大事だと再三、双方で(日米で)話し合ってきてるわけですね。全く意見の食い違いはありません」
「核と拉致、両方解決するためにも日米関係が大事だと申し上げてるんです。分かった?分かった?」

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「(室井に)分かった?(一同笑)分かんないですよね、あの説明だと。何でこういうことになっちゃうんでしょうね」

室井佑月
「日本としては、拉致問題も解決されてないのにテロ国家指定解除なんて北朝鮮にされたら大変なわけじゃない?で、こないだの『アンカー』で青山さんが、6カ国協議が行われる前に足踏み(足並み?)をみんな揃えなきゃいけないと言ったけど、それにどんな意味があるのかって思っちゃうのね。私は、日本の意見はこうだっていうふうに出したら、その落としどころっていうのをまとめて、ちょっとずつ自分、日本の国の、その国のためになることだと思うの。だからこの国の外交って、ただ子供の使いみたいにさ、言われただけお金を出す、あと言われたらそういうふうにするってさ、それじゃあさ、ちっとも私たちが思ってる外交ってことじゃないんじゃないのか?っていう気がする」

image[080625-93studio.jpeg]山本浩之
「おっしゃる通りですね。青山さん、お願いします」

青山繁晴
「あのね、今、室井さんが外交になってないんじゃないかって言ったでしょ。ところがプロの外務官僚たちはね、自分たちだけがリアルな外交をやってるんだと思い込んでるわけですよ。だけど外交って言ったって人のやることですからね、室井さんのその生活感覚と同じでね、ふつう交渉する時にお互い最初に大きなこと言って落としどころ探るというのは、外交でも同じなんですよ。さっき室井さんが言ったことをちょっと補足するとね、僕は前の『アンカー』で申したのは、6カ国協議で足を揃えたいと、自分だけこれするのは嫌だと福田さんがそう思ってて、あるいは日本政府の外務官僚たちはそう思ってて、で、僕はその考え方に反対なわけです。だからあえて言うと室井さんと同じで、孤立してもいいじゃないかと。孤立したらよけい自分の意見はっきり目立つんだから、はっきり言って、その後に落としどころ探るっていうのは当然のことなんですよね。で、その上でね、今回テロ国家の指定解除に進む前に、明日北朝鮮の核申告ってあるわけですよね。で、核の申告っていうと何かこう言葉として分かりにくいけど、要はその6カ国協議なるものにね、メンバーである北朝鮮が、自分はこうやって核兵器を開発してきましたというのを正直に報告すると、それが本来の核申告ですね。ところがですね、今VTRにもあったと思いますが、明日出される報告書には肝心の核兵器は入ってないわけですよ。核兵器の材料になるプルトニウムをどうやって作りましたか、何キロ作りましたか、それも本当は実態よりも少なめに報告すると。それがもうバレバレでね。しかも明後日にはですよ、わざわざCNNを北朝鮮に入れてですね、材料を作ってきたところの、今まで何度もやりましたね、寧辺(ヨンビョン)の原子炉の上にある冷却塔っていうね、施設の一部をバーンと爆破するって、それを映すと。で、そんなものを今さら爆破してもですね、もう原材料は十分作っちゃったからね、核兵器を作れたんで、全く意味のない演出にね、たとえば誇りあるはずのアメリカのメディアまで乗っけられるという、これはほんとに恐るべき事態になってるんですが、それでちょっと皆さんにね、これを見ていただきたいんです」(フリップ出す)

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