「アンカー」ガス田合意の裏側&北のテロ支援国家指定解除へ
2008.06.26 Thursday 03:19
くっくり
「はい。それは『最近6カ月はテロを行っておらず、これから二度としないと誓う』こと。そうすると『解除』」
青山繁晴
「はい。ということは、前はテロをやってても、ね、前はテロを確かにやってたからテロ国家に指定したけど、最近半年やってなくて、それから、これから二度としないと誓えば、この誓いが確実だったら解除するって言うんでしょう?そして拉致事件について言うとですね、私たちは拉致事件は終わってない。それどうしてかというとですね、たとえばこの神戸の有本恵子ちゃんであれ、あるいは新潟の横田めぐみちゃんであれ、誘拐されて、拉致拉致って言うとよく分かんない、要するに誘拐ですから。誘拐されて誘拐犯のところに未だに監禁状態にあって、私たちのこの祖国に帰れない、だから誘拐事件はずっと続いてるわけですね。続いてるのに、皆さんこれ見て下さい。アメリカの指定解除ってことは、最近はテロをやってませんと。ね。それからこれからやらない。特に今、最近6カ月はテロをやってないってことは、私たちの言ってる誘拐事件が続いてるんじゃなくて、実はこういうことになるわけです」
image[080625-19ienai.jpeg]村西利恵
「『今は拉致事件とは言えない』」
青山繁晴
「はい。これどういうことかと言うと、具体的に言うとですね、たとえば横田めぐみちゃんで言うと、最初は13歳のバトミントンのラケットを持った女の子が明らかに誘拐されて、ぶん殴られてズタ袋に入れられて、海を運ばれて北朝鮮に連れて行かれました。で、北朝鮮もひょっとしたらその誘拐の事実自体認めるかもしれない。そもそも2002年9月に金正日さんは拉致事件というのはあったと認めたわけですから。しかしその後は横田めぐみちゃんはもうみんな知ってる通り、韓国人の拉致被害者と結婚し、キム・ウンギョンちゃんないしキム・ヘギョンちゃんね、同じ人間ですが、かわいい子も産み、今は自分の意思で北朝鮮にいるんだと言い出しかねない。あるいはそれを拉致問題解決のテコにする気配があって、だからたとえばヤマタクさんは福田さんの訪朝を用意してて、1人か2人返すかもしれないっていうのを、『私は確かに最初は誘拐されたけど、あとは自分の意思でこの北朝鮮』、共和国って言ってますけど、『共和国の理念にも共鳴して、いました』と言う人を日本に返すかもしれない。ね。つまりテロ国家の指定解除というのは、実はそういう重大な意味があるわけです。ね。そしてこのアメリカに対して、たとえば今日ね、家族会のトップの飯塚繁雄さんたちがね、あるいは増元照明さんがアメリカ大使館などを回って、これやめてくれと言ったんですよ。その時応対に出てきたのはメザーフさんって公使で、このメザーフ公使というのは実はアメリカ国務省の日本政策、アジア政策をほんとは仕切ってる人で、実は僕の盟友の一人なんですよ。で、このメザーフさんは実は日本語もできるから、その飯塚さんや増元さんに対して『いやいや、我々は拉致事件を忘れたわけじゃない』と、彼はそう言ったんです。彼の本音なんですが、しかし一方でですね、彼、国務省でしょう。たとえばアメリカにもう一つ、国防総省あるじゃないですか。その人と僕は最近電話で言い合ったらね、僕はすごい怒ったわけですよ。こういうふうに(『今は拉致事件とは言えない』に)なっちゃうから、『アメリカは今、進行中の誘拐事件を認めるのか』と電話で激しく詰め寄ったら相手も怒ってね、こう言ったんですよ」
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