「アンカー」ガス田合意の裏側&北のテロ支援国家指定解除へ
2008.06.26 Thursday 03:19
くっくり
一同
「えーーー」
青山繁晴
「それで『じゃあどうするんですか?』と。また言われたんですよ。これもう一回言いますが、官から民からもほとんど同じこと言われたんですよ。『青山さん、分かって聞くんでしょ?』とね。『それはもうこれしかないよ』と。僕が言ったのは『え?つまりこれですか?』と言ったんです。出して下さい」
image[080625-14uru.jpeg]村西利恵
「『白樺』のガスを日本に運べないので中国に売る」
山本浩之
「何じゃそら!」(一同驚き)
青山繁晴
「皆さんね、これ、ややこしいようでややこしくないんですよ。たとえば…」
山本浩之
「パイプライン引くんじゃないんですか?」
青山繁晴
「あのね、それはまた大事なところでね、さっき地図見ていただいたと思いますけど、それからさっき問題点って言いましたけど、これ全体を開発するならね、つまり『白樺』だけじゃなくて、その上の『樫』とか『楠』とかさらに『翌檜』とか、東シナ海の大きな地域を全体でやるならね、日本はパイプラインを敷くこともできますよ。民間もペイするから。だけど実際はですね、『白樺』だけですよね。さっき皆さん見たでしょう?『樫』『楠』は棚上げ、それからさっきちょっと出しませんでしたけど、『翌檜』については水面下で近い韓国からいろいろ言ってきてるんで、これも実はもう棚上げになったんです。『白樺』だけなんで、日本はまともな資本主義国ですから、そんなもんペイしないから、パイプライン引けないんですよ。で、もっとはっきり言うと引くつもりの会社なんかありません。ないから要するに中国に売るんだと。中国に売るってどういう意味かというとですね、あえてちょっと数字出して言うとですね、日本がいったいその『白樺』にいくらお金出すのかって、誰もまだ分かりません。ね。誰も分かりませんけど、まあ民間の石油会社と話してて、まあたとえば500億円、但しこの500億円は頭に留めないでほしい、これは仮の数字ですよ。だけどいちおう500億円をじゃあ日本が共同出資ってことで中国側に渡すじゃないですか。500億円、ね。そして500億円分のガスを受け取るはずが、『いや、日本は実は自分の国に持って行かれる手段がないから、これ困るんです。中国、引き取ってくれませんか?』と言うと。すると中国は『え、それは本来日本に渡したもんでしょ。自分で処理しなさいよ』と。室井さんが言ったような交渉があってですね、中国側は『日本がそんなに困るんだったら、すごく安かったら引き取りましょう』と」
[7] << [9] >>
comments (30)
trackbacks (0)
<< 「ムーブ!」迷信にハマる中国人(細切れぼやきも)
「ムーブ!」テロ支援国家指定解除 重村さんの解説 >>
[0] [top]