「アンカー」ガス田合意の裏側&北のテロ支援国家指定解除へ

2008.06.26 Thursday 03:19
くっくり


「青山さんの指摘する日中合意の問題点、まずこの3つをご覧いただきます。『白樺』ガス田に日本も出資して権益を配分することになったこと。それから『樫(かし)』『楠(くすのき)』のガス田は継続協議になったこと。さらには日中の境界線の確定が棚上げされたこと」

青山繁晴
「これね、このニュースをある程度見てる国民、視聴者の方はね、『あれ?問題点っていうけど、要はその日中合意の大半の柱が全部入ってるじゃないか』と思われたと思うんですが、それ実に健全な感覚なんですよ。まずね、この『白樺』のガス田、今度こっち、地図の方を皆さん見て下さいね。これ台湾ですが、これ私たちの領土の尖閣諸島、で、これが沖縄本島で、このへんが日本列島、そしてここが中国大陸です。そしてこの日中中間線、これ国際的に認められた中国と日本の海の境界線ですけど、ちょうどその境界線のあたりで中国だけが、つまり日本は全然やったことないです、中国だけがおよそ30年間も海底油田と海底ガス田の開発をやってきたんですね。で、その一番南が『白樺』です。中国名では向こうは勝手に、中国は『春暁』って呼んでますけれどね。で、これまでは中国だけが開発してきたのに、高村さんが言ったように、日本がお金を出して共同開発という形にしますと。ね。そして日本はお金を出した分、これは共同開発になるんだから、その分はこの『白樺』から出てくる、あるいは今までに出たガスはその分だけ日本が受け取ると。これさっき室井さんも言った、それ、ま、新聞・テレビもそう言ってるわけですよ。だけどちょっと待って下さい。ね。何を待つかというとですね、これガスですから、どうやって運ぶんですか?と」

村西利恵
「あ、日本まで?」

image[080625-13map.jpeg]青山繁晴
「はい。で、これあの、今からちょっと地図出してくれますか?中国はこの『白樺』、『樫』も『白樺』とつながっちゃってるんですけど、すでにガスのパイプライン引いてます。これ僕、海上自衛隊機に乗って、うちの研究員といっしょに現地に行って確認しました。もうパイプラインが実際にはこのように引かれてるわけですね。ところがこの地図見ていただいても分かるんですけど、要は日本側には何もないわけですよ。一番近い沖縄ともパイプライン全くつながってないし、パイプラインどころか今まで何もしたことないんですから。本土とも全然つながってない。そうすると皆さん、誰が考えても分かるでしょう。ここ(ガス田)から出てきたものを日本はどうやって受け取るんですか?と。ね。それを僕もエネルギー・安全保障の専門家ですけど、やっぱり皆さんと同じようにおかしいと思うから、今回の合意に関わった官僚も含めて、はっきり言うと経済産業省や資源エネルギー庁やそういう官僚たちに加えて、それから民間の大きな石油会社の役員たち、前からよく知ってる人たちに会ったり電話したり、『これどうやって日本は受け取るんですか?』と聞いたら、『いや、青山さんそれはわかってるでしょ?』と。『つまり受け取れないって意味ですか?』って聞いたら、『そうですよ』と」

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