「アンカー」拉致問題 福田外交のウソ&ガス田合意 尖閣の危機

2008.06.19 Thursday 02:14
くっくり



山本浩之
「そうなんです」

青山繁晴
「万景峰が気になるって、やっぱりすごい、カンだけじゃなくてね、いかに苦労してきたか、血がにじんだ苦労があるから、ポイントが分かるんですよ」

山本浩之
「そうです。正確には『マンケイホウ号』と言ってましたけどもね。横田さんはそうおっしゃってましたけどね」

image[080618-91studio.jpeg]青山繁晴
「マンケイホウ号、あるいはマンギョンボン号なんですけれども、これポイント2つあってですね、1つはこれ政府の説明、福田内閣の説明によると、いや大丈夫です、と。人道支援物資の輸送だけに限って入港を認めるんだから大丈夫だと言ってますが、外務省のある局長に電話をして、『あんたたちの誰が、この物資は人道支援だと限定できるんだ?』と。たとえばゴルフクラブっていうのは、たとえばアルミを北朝鮮は現に弾道ミサイルの胴体に使ってるわけですから、これストレス解消のための人道支援なんだと言われた時に、どうやって暴くんですか?と。だからこれ自体がほんとはウソが絡んでる上に、もう一つ大事なのは、人の乗り降りを認めないと言ってるんですけれども、しかしこの万景峰号の新潟の再入港については、何と日朝協議が決着する前にすでに日本の朝鮮総連が新潟港に対して、『やがて船が入るから入港させてくれ』って申請をしてるわけです」

一同
「えっ!?」

青山繁晴
「だからそれこそがポイントで、しかも人の乗り降りはできないけれども、降りられないだけで、たとえば最悪のケースをあえて言うとですね、横田めぐみちゃんの子供であるらしいキム・ウンギョンちゃん、キム・ヘギョンちゃん、このキム・ウンギョンちゃんがたとえば万景峰に乗って新潟港まで来てデッキの上にいて、でも日本政府のために降りられませんって言って、そのまま帰るとなったら、この日本の国民世論がいつまでも果たしてもつのか。ね。それがたとえば最近の新聞報道で、このキム・ウンギョンちゃんを北朝鮮がソウルに連れていって、横田ご夫妻がソウルに行ってそこで会うんだと、中山恭子補佐官がそれに関与したんだという報道がありましたが、真っ赤なウソで、そうじゃなくて、僕、今回の件で捜査当局からも外務省からも、それからはっきり言うとアメリカと中国の情報からも確認したのは、北朝鮮が持ち込んだ話っていうのはそうじゃなくって、キム・ウンギョンちゃんを日本に来させて、つまり横田さんが来ないんだったら横田さんのいる所へ、新潟であれ東京であれ、そこに連れてきて会わせるってことを画策してるんですよ。ということは、万景峰は最初は人の乗り降りはできないと言ってても、実はそういう演出だって可能になるから、北にとってはこれが極めてポイントになってるわけです。そしてこういうね、今までのその交渉の裏もウソ、そして解除もダミーが入ってて、いったい福田さんはこの日本をどうしたいのかということになるでしょう?ところが僕はこれフェアに言わなきゃいけないんですけど、福田さんだけの責任じゃなくて、私たちが5年半も政権を預けて、この国の改革も預けた人がこの件に関与してる。はい、出して下さい」

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