「アンカー」拉致問題 福田外交のウソ&ガス田合意 尖閣の危機
2008.06.19 Thursday 02:14
くっくり
image[080618-13uso2-1.jpeg]村西利恵
「はい。外交のウソ、2つめは『北朝鮮は「よど号犯」を引き渡す』」
青山繁晴
「はい。これ引き渡すというこの文字が、新聞・テレビに日本であふれましたが、実はこうです」
image[080618-14uso2-2.jpeg]村西利恵
「『協力する』だけ」
青山繁晴
「はい。で、これフェアに言っときますけれども、町村官房長官の記者会見で、町村さんは北朝鮮はよど号犯を『引き渡す』という表現はしなくて、『協力する』という表現しか使いませんでした。じゃあどうして新聞・テレビがこう『引き渡す』っていう表現になるかというとですね、僕はもとの記者仲間にも確認しましたけれども、政府高官は、政府首脳たちはですね、記者懇談、つまり会見じゃなくて懇談では、『いや、引き渡すということで合意したんだ』と、この言葉を何度も言ってるから、新聞・テレビはそのように書いたんですよ。ところが本当はですね、これも外務省内部の証言によると、北朝鮮はこのよど号、これ若い人ひょっとしたらわからないので念のため言いますと、今から38年前に当時の過激派が日本で追い詰められて、北朝鮮にすがるために日航機のよど号という飛行機を乗っ取って、北朝鮮へ行ったまま、そのまま帰ってこなくなっちゃった。(当時のニュースVTRが出る)今ちょっと絵が出てますけど、そういう事件なんですが、今回北朝鮮は犯人をテロリストと認めて返すと言ってるんじゃなくて、あくまで北朝鮮の理念に共鳴して自分から北朝鮮に来た人たちだから、日本政府さえまともに受け入れるんだったら返せる、そういう意味の協力にすぎないんで、これも実はテロリストを『そうです、かくまってました、私たちが悪かったんです』っていうふうな転換は全くしてない。そしてこれは実はあとの話に関係するんですけど、北朝鮮が強調してるのは、よど号の乗っ取り犯っていうのは自分で北朝鮮に来た人たちであって、責任がないということを今回の実は日朝協議でも強調してる。そういうことが全然表に出てなくて、まるで北朝鮮が自分の非を認めて引き渡すかのような、実は政府の説明になってる。そして3つめのウソ、実はこれが一番重大なんです」
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