「アンカー」拉致問題 福田外交のウソ&ガス田合意 尖閣の危機

2008.06.19 Thursday 02:14
くっくり



一同
「へえーー」

青山繁晴
「で、中山恭子さん、皆さんご存知の通り、ほんとに拉致被害者と家族に寄り添ってやってきた方で、私利私欲なくやってきた方なんですが、この幹部によるともう中山さんはこのウソに耐えられないと。こんなウソをつく首相官邸にいられないっていう意味のことを漏らしておられて。しかし中山さんもし辞めてしまうと、安倍首相ももう辞めた、官邸、そして中山さんも辞めてしまうとですね、首相官邸に拉致被害者の側に立つ人間が誰もいなくなるから、それは大変なことなので、当然周りは止めてるようですけれども、実はこういう話が官邸奥深くで出るようなことになってると。そして、それではそのウソの中身というのをちょっと見ていきましょう。まず1つめです」

image[080618-11uso1-1.jpeg]村西利恵
「はい。福田外交のウソ、1つめは、『北朝鮮は「解決済み」の態度を変えた』。これがウソですか?」

青山繁晴
「ええ。これ実はこうなんです」

image[080618-12uso1-2.jpeg]村西利恵
「『実は去年の9月にすでに態度は変えていた』」

青山繁晴
「はい。これまず念のため言いますとね、福田内閣のいまの説明だと、先週、水・木の日朝協議、北京でやった時に、北朝鮮が初めて、今まで解決済みだ、拉致問題はもう終わってるんだと言ってたのを言わなくなって、態度を変えたと言ってますが、これ真っ赤なウソなんです。これは外務省内部の証言によると、去年の9月5日・6日にモンゴルの首都のウランバートルで日朝協議をやった時に、すでに北朝鮮は解決済みっていうのを言わなくなって、態度を変えたと。それを首相官邸に連絡したと。去年の9月5日・6日ですから、わかる人はすぐわかると思いますが、まだ安倍政権です。で、安倍さんはそのわずか1週間後に辞意を表明してしまって、無残にも内閣崩壊しましたけれども、この時はまだ安倍内閣だったので、安倍首相は即座にこの連絡を受けて、それでは北朝鮮は態度を変えたことにならないと、それぐらいじゃ満足できないと言って、すぐ蹴ったわけです。ということは、北朝鮮、今回態度を変えたんじゃなくて、変わったのは日本の側だけであって、北は去年の9月と同じことを言ってるだけなんです。はい、次、2つめ」

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